リフォームお役立ち情報外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

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神奈川県央・西湘エリア 工事棟数No.1(外壁メーカーニチハ株実績)

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

UPDATE : 2019.09.13

家を長持ちさせるためには、定期的な塗り替えを行うのがベストです。
このページでは、失敗しないために、外壁の塗装(塗り替え)に知っておくべきポイントと相場、耐用年数などが理解できます。
外壁の工事実績25年のウィズリフォームだからこそ、メンテナンスの重要性をお伝えできます。
塗り替えの目安は、築10年前後と言われています。
ですから、ご自宅の屋根のリフォームは何度か経験をすることと思います。
日々雨風や紫外線にさらされる屋根塗膜の劣化は、深刻な場合、家の構造上重要な部分に悪い影響を与えてしまうこともあります。
その他にも、塗り替えの目安となる劣化の症状がありますのでご紹介いたします。

 

こんな症状があれば、外壁塗装を行うタイミング!

 

チョーキング

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

チョーキングとは外壁の表面を手で擦った時に、手に白い粉がつく現象のことです。外壁の塗料の防水効果がなくなるとこのような現象が起こります。

 

汚れ

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

外壁は常に紫外線や風雨にさらされています。築10年もすると、経年による汚れが目立ってきます。
また、湿気が多い場所では藻やカビも発生しやすくなります。

 

塗装の剥がれ

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

経年劣化により塗装が剥がれます。
また、梅雨など湿気が多い時期に塗装した場合、適切な塗料を使用していなかった場合にも、塗装が浮いて剥がれやすくなることがあります。

 

ひび割れ

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

モルタル壁に多く見られます。見た目も悪いだけでなく、ひび割れは雨水が間違いなく入ります。
そしてその結果、躯体構造材を腐らせてしまうような重大な損失になりかねません。
またひび割れは広がりやすいので早急に対処することをお勧めいたします。

 

外装塗り替えの抑えておくべきポイント

 

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

外装を塗り替えるにあたり、いくつかのポイントがあります。
その一つに費用は重要だと思いますが、塗り替えるだけでも、戸建ての外壁塗装費用の目安は70~150万円と高額です。
しかしそれも単なる価格の相場でしか有りません。
外壁を施す場所の、劣化状況によっては、外壁塗装以外に補修費などもかかるため、価格は大幅に変わってきます。
一番大切なことは、自分の家の状況に合った塗装をすることです。
以下に塗装を選ぶときのポイントをピックアップしてみました。

 

1,外壁塗り替え塗料の系統

 

外壁塗り替え用の塗料には何種類もあり、塗料メーカーもたくさんあります。
そのため、さまざまな塗料が市場に出回っていますので、大枠で○○系塗料といった感じで覚え、検討していくと良いでしょう。
塗料の種類を系統で分けると以下になります。

系統 特徴
シリコン系 現在主流となっている塗料です。比較的価格も選びやすくなっている
フッ素系塗料 シリコン系と同様に人気です。比較的長持ちすると言われていますので、長期的には見るとコストを削減が可能です
ウレタン系塗料 外壁のさまざまな部分に対応できる優れものです
アクリル系塗料 昔は主流の塗料でしたが、現在はほぼ使用されていません
遮熱・断熱系塗料 夏は涼しく、冬は暖かく、室内環境改善の面で期待されているエコ塗料です
ラジカル系塗料(ラジカル制御型シリコン塗料) 「シリコン塗料」と比較すると、高い耐候性があります。塗り替え費用は高めですが、耐候性の年数から見てもコストパフォーマンスは高い塗料です

 

 

2,外壁塗装の耐用年数とは

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

 

外壁の耐用年数とは、使用可能な予定年数のことです。
そして、外壁塗装における、耐用年数は大きく2つに分けられます。
一つ目が建物の耐用年数です。
これは国税庁から出されていて、建物の建材における寿命を示しているものになります。
国税庁がなぜ耐用年数を示しているのかと言いますと、減価償却が可能な年数が決められているからです。
減価償却とは、金額の高い固定資産の取得をした場合に、購入した年に一度に経費として計上するのではなく、その支出を長期間に分割して1年ずつ計上することをいいます。
正確には外壁塗装のみならず、外壁塗装を施した事業用住宅のアパートやマンションが適用されます。
二つ目が外壁塗料の耐用年数です。
これはメーカー各社耐用年数を発表していますが、種類や環境によってさまざまですから目安のみ紹介しておきます。

 

系統 耐用年数(目安)
シリコン系 10年~13年
フッ素系塗料 14年~20年
ウレタン系塗料 6年~10年
アクリル系塗料 4年~7年
遮熱系/断熱系塗料 10年~15年
ラジカル系塗料
12年~14年

 

3,さまざまな塗り方がある

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

外壁の塗り方はたくさんあります。
また、元々の外壁の種類や塗装後のデザインなどにより塗装方法も変わってきます。
塗装方法によっての特徴を把握し、あなたの希望を実現できる塗装方法を確認しましょう。

 

種類 特徴
ハケ ハケを使って人の手で塗っていく方法です。細かく塗る必要がある場合で使用します。
ローラー ローラーを使って人の手で塗っていく方法です。比較的一度に広い面積が塗れます。
通常のお住まいでは、壁の大部分をローラー塗りします。
スプレー吹き付け 雨戸や鉄部を塗るときに使います。
ムラにならず仕上りが綺麗です。しかし、何度も塗ることが必要です。
複合 上記の方法を複合的に使い、綺麗に仕上げます。

 

4,外壁塗装の気象条件

外壁塗り替えのタイミングと知っておきたいポイントと相場、耐用年数

外壁塗り替えのリフォームで一番重要なのは気象条件です。
特に外壁塗装に雨は大敵です。
ですから、雨の多い季節は、できる限り避けましょう。
なぜならば、外壁の塗り替えは、塗料を塗ったあとに、乾燥をさせたければなりません。
1回塗ったら、しっかりと塗料を乾燥させて、また塗るという工程が3回は必要です。
しっかり乾燥させないと。あとあと剥がれてきて問題となります。
しかし、その大切な乾燥のタイミングで雨が降ったりしてしまうと、乾燥するまでに時間がかかります。
またひどい大雨になればせっかく塗った塗料が流れ落ちてしまう可能性もあります。
外壁の塗り替えリフォームでは、塗料が乾燥しやすい時期に出来るように計画的に行うと良いでしょう。
外壁塗装に適した時期は関東であれば、一年のほとんどが問題無く塗装できます。
気温と湿度の目安としては、気温5℃以上、湿度85%以下という条件であれば問題ありません。
しかし湿度や温度のみならず、気候が安定しているときが望ましいです。
季節ごとの特徴を以下にまとめてみました。※気象庁による区分があります。

 

春(3/1~5/31)

メリット:気温・湿度ともに比較的安定しています。窓が開けられない時期があっても乗り切れます。
デメリット:春雨前線(通常は数日)により雨や曇りの日があります。

梅雨(6/8~7/21ごろ/平均)

メリット:関東では雨の多い時期ですからこの時期を避ける人は多いため、予約が取りやすい。この時期に打ち合わせなどを入れていくのがオススメです。
デメリット:梅雨前線による長雨の可能性がありますので、塗装工事の期間が長引き、足場のかかっている期間も長くなります。

夏(6/1〜8/31)

メリット:晴れの日が多くなります。エアコンの必要な時期ですから、窓が開けられなくても乗り切れると思います。
デメリット:台風やゲリラ豪雨の影響があります。

秋(9/1~11/30)

メリット:10月に入れば、気温・湿度ともに安定していますので、塗装も乾きやすく、計画しやすい最適シーズンです。
デメリット:台風や秋雨前線(9月中旬~後半)により、雨となる可能性があります。

冬(12/1〜2/末日)

メリット:湿度が低くなり、塗装もよく乾きます。
デメリット:関東ではほとんど雪も降りませんが、日の当たらない壁面などは凍ったりしている場合があります。

 

外壁塗装およその工程

 

外壁塗装は、天気や温度・湿度にも影響されるため、スケジュール通りにいかないこと
もあるのが前提です。
とはいえ、大まかな工程を知ることで、どの程度の期間がかかるか知ることができます。
外壁塗装の工程と、それぞれにかかる期間を見ていきましょう。
軒天・破風・雨樋など付帯部を塗装するかによっても工程は変更致します。

 

1日目 ご挨拶

ご近所の方へ、外壁塗装をするためのお知らせとご挨拶を行います。

 

2日目 足場の設置

仮設足場を組んで、塗装の準備、飛散防止のメッシュシートで養生します。

 

3日目 塗装前の高圧洗浄

塗装がしっかり塗れるように、高い水圧で壁の汚れを一気に洗い流します。

 

4日目 下地処理

塗装がしっかりつくように、下地に合わせて下塗りを行います。
また、ひび割れ(クラック)部分の補修などを行います。劣化が進んでいる場合には数日かかることもあります。

 

5日目 塗装前の養生

窓や玄関ドアなどの塗らない箇所も塗料がつかないようにしっかりと保護していきます。

 

6日目 下塗り

最初の塗装は、下地強化材で下塗りを行います。このあとの中塗りや上塗り塗料がしっかり壁に定着するようにする大切な工程です。

 

7日目 中塗り

下塗りが完全に乾いたら、次は中塗りです。本番の塗装を行います。

 

8日目 上塗り

最後に上塗りの作業です。上塗りは中塗りした同じ塗料で重ねて行います。
中塗りの塗装が、しっかり乾いてから重ね塗りする必要があります。

 

9日目 点検と手直し

塗装面の全面点検を行います。優良業者、ベテランであっても色むらはどうしてもできてしまうことがあります。そのときは手直しをします。

 

10日目 片づけと足場の解体・撤去

足場と養生の解体・撤去をおこない、作業で発生した産業廃棄物の廃棄や清掃を行います。

 

 

外壁カラーシミュレーション

 

外壁の塗り替えで一番悩むのは色ではないでしょうか?
実際にリフォーム工事業者に希望を言って、いくつかの提案をしてもらっても悩むものです。
そして、素材を見ているときには良いが、実際に家に塗ってみたら、思っていたイメージと違ったということはよくあります。
それを防ぐためにも、塗装メーカーが「自分でできるカラーシミュレーション」を用意してくれています。
ご紹介しますので、やってみてください。

※以下はメーカーサイトに移動します。
※リンクを貼ってご紹介をしているのみです。質問や操作方法などは、各サイトにお問合せください。

 

日本ペイント株式会社 「ハナコレ」

個人的には一押しのサイト「ライフスタイル診断」「住宅外観から配色へ」「自宅写真で配色」へと3種類のカラーシミュレーションをご用意。
特に自宅の写真を取り込んでシミュレーションできるので、イメージしやすくオススメです。

 

 

 

外壁の塗り替えカラーシミュレーションはいかがだったでしょうか?
しかし、注意が必要です。
カラーシミュレーションで気に入った色でも、実際に外壁に使用してみると、反射や使用面積によって、イメージが変わります。
特殊な色を使ってみたいと考えられた方は、実際に使っている家を探してみたりするのがオススメです。
色々迷われた方は、伊勢原のウィズリフォームにお越しいただいても、ご提案できますので、ぜひお越しください。