屋根の劣化による雨漏り

屋根材が劣化したからといって、すぐに雨漏りが起こるわけではありません。屋根材の下には、ルーフィングと呼ばれる防水シートが貼られており、水の侵入を防いでいます。屋根材とルーフィング、両方の劣化が重なったとき、雨水が野地板に染み込み雨漏りが起こります。

 

ルーフィングってどのように劣化するの?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。まず屋根材は釘で留めてあります。その釘はルーフィングを貫通して野地板に留めてあります。

 

ルーフィングは、屋根という環境上熱い熱など年数により劣化が進んでいきます。劣化が進むと、ルーフィングを貫通している釘穴の部分が大きくなり、そこから雨水が浸入し雨漏れが起こるのです。

 

雨漏りが起こる流れをまとめると以下のようになります。

 

① 屋根材の劣化や不具合(具体的には「屋根の割れ」や「屋根の板金部分の破損」から水が浸入する)

② 劣化をそのままにしておくと、繰り返し水が入る

③ 経年とともにルーフィングが劣化し性能が落ちてくる

④ ルーフィングの劣化部分(釘穴)から雨水が染み込む

⑤ 野地板まで水が届き雨漏りが起こる

 

屋根材の劣化や不具合の原因

 

屋根材の劣化や不具合には大きく分けると2つの原因があります。

 

ひとつは経年劣化によるトラブルです。

屋根は常に紫外線や風雨の影響を受けており、築30年後にはどんな屋根材でも劣化していると考えて良いでしょう。劣化によってヒビ割れ等のトラブルが起こり、そこから雨水が浸入してきます。

 

2つ目は屋根の塗装の不具合によるトラブルで、これが原因になることが大半です。通常重なった屋根材の間には隙間があり、水が侵入しても排出できるようになっています。しかし屋根を塗装した時に、塗膜でその隙間が埋まってしまう場合があるのです。

 

そうなると侵入した水がうまく排出されずに残ります。その結果屋根に水が溜まってしまい、ルーフィングを劣化させます。水が溜まるので、野地板や屋根の構造材である垂木や母屋までも腐らせてしまうのです。

 

 

塗装の不具合を防ぐ為に

 

塗装の不具合によるトラブルが大半とお伝えしましたが、その対策についてお伝えいたします。弊社では屋根を塗装する場合には、必ず屋根材と屋根材の間にタスペーサを入れ「縁切り」をしています。

 

縁切りすることにより、屋根材に隙間をしっかりととることができます。すると雨水が抜けるようになり、溜まりません。通気性も十分に確保出来るようになります。

 

タスペーサを入れての縁切りは、全ての屋根材に対して行えるわけではありません。コロニアルという屋根材の場合のみ行うことができます。(塗装で縁切りが不良でクレームになるのはコロニアルの屋根しかりありません。)

 

 

トラブルになる前に早めの点検・メンテナンスを!

いかがでしたでしょうか?こういった屋根の劣化からの雨漏りは、ご自身でのチェックがとても難しい部分。雨漏りが起こるまで屋根のトラブルに気づかなかった、という方がほとんどです。

 

そして私たちが見に行ったときには、屋根の劣化が広範囲に広がっており、屋根全体を葺き替えたお客様も沢山いらっしゃいます。全面的な葺き替えは、補修費用も結構な金額がかかってしまいます。

 

つまり、屋根材が部分的に劣化した段階で補修をするのが一番理想的です!屋根が気になる方は、早めの点検やメンテナンスお勧めいたします。下記のことが点検の目安です。

 

・家を建ててから10年近く経過している

・台風が来たときに、とても風あたりが強く気になる方。

・天井に雨漏りらしきシミがある。

・記事を読んで、ご自宅の屋根をチェックしてみたくなった。

 

屋根で心配があること、また雨漏れやトラブル相談、リフォームは、専門家である私たちウィズリフォームにお任せください!

 

 

 

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