UPDATE : 2021.09.28
今日は、前回のA様邸最後の工事が実は残っておりました。
残っていた工事とは防水工事です。
ベランダは防水をしているので雨が降っても大丈夫なんです。
ベランダはこんな感じのところです!↓
防水には数種類あるのですが、
住宅のメインというか主流の防水名は
FRP防水となります。
FRP防水とは、「Fiber Reinforced Plastics」の頭文字をとっておりまして、
日本語でいうと、「繊維強化プラスチック」といういい方になりますね。
こんな感じの工程です。
①繊維を取り付ける板を張ります。
②プライマーといものを入れて繊維の防水マットを入れていきます。
このFRP防水でのポイントは、この防水の防水層を入れる層がつまりマット数を
どれだけ入れるのかで耐久度、勿論金額が変わっていきます。
通常は2層入れる2プライとなります。
この防水層を入れた後にトップコートをいれて完成です。
このトップコートも通常2回入れていきます。
これでFRP防水は完成なんです。
話が長くなりましたが、実はリフォームではこのような工程では
ありません。
今の工程はあくまで新築時の新しいものを防水工事する時のものであり、
また最初からやり替えるときは今の工程を踏んでいきます。
しかしリフォームはこの工程ではなく、
① トップコートだけを行うか?
② 防水層をウレタン樹脂で行うか?
このどちらかで行っていきます。
この①、②のどちらをするかは、現在の防水状態で行います。
かなり劣化していない限り 大抵はトップコートですみます。
ちなみにこちらのA様邸では問題がありまして、 ウレタン防水を一層いれました。 理由は防水層が表面が割れてくると亀裂ができます。 その亀裂が多いウレタン防水層を入れていく方が安心です。 理由は防水層がより強くなるのと、 見た目も切れていないので安心なんです。 その後このA様邸はこのように工事しました。 まず現状からケレンをしていきます。
これはケレンしたものの汚れを掃除しております。↓
次にプライマーを塗ります。↓
そして入隅にしっかりと防水をするためにシーリングを打ちます。↓ ここから防水層を2回塗っていきます。↓ 2回塗ってその後トップコートを塗って完成です。 トップコートはこちらとなります。↓
これで完成です。↓
UPDATE : 2022.08.09
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