リフォームお役立ち情報破風の直し方(破風の役割と破風を直すときの重要なポイント)現場レポート③ 伊勢原市F様邸-8(10月12日)
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UPDATE : 2021.10.12

今回は破風(はふ)に関してのお話です。
今日は破風を塗りました。
そもそも破風の役割とはなんでしょうか?
最大の役割は、字のごとく雨や風を防ぐ。まさに風を破るということ。
屋根に対して横殴りの風や下からの巻き上がりは、この破風があることで防げます。
そもそも破風がないと軒天もできないですよね。
写真でお伝えするとこんな感じです。↓

ここでまとめると、
★鼻隠し→雨樋が付くところ。(通称:軒先部分)
★破風→雨樋つかなくて、ケラバとよばれるところ。
名前の由来は、鼻隠しはそもそも軒先の言い方を鼻先ということがあるので、
その軒先を隠すということで「鼻隠し」というようです。
破風は先ほど話した、風がもろに当たる場所だからですね
破風とは、細かく申し上げると、破風の最大の役割は、雨や風を防ぐことにあります。
建物の屋根は上からの雨や風に対して強い構造になっていますが、
横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。
破風があることで、屋根裏に侵入する雨風を防ぐ効果があるのです。
部分としてとても大切な場所です。
この部分は経年が経っていくと、風や雨が多くあたることでかなり痛みも早くなってきます。
ここの補修やメンテナンスは、1に塗装。2に板金で被せるということになります。
破風材(鼻隠し含む)の直しかたを実際にご紹介します。
1の塗装は、今回のF様もそうですが塗装をしていきます。
そもそも塗装は色を付けて太陽光線からの劣化、雨からの劣化を防ぐために塗装をします。
破風を直すのは、昔の破風は木材でできているので、その木材が痛んだときに、板金にて
カバーをしていくことが直す方法になります。
破風の痛んだものは、このようになります。↓

この破風を作り変えることもできるのですが、なかなか大変なことになるので
このような破風を板金でまくと、綺麗になります。↓

このように板金をしっかりとまくことにより、
今後は板金を塗装をすればまたメンテナンスをすることができます。
板金で巻くと、水に当たることが減るために劣化を防ぐことができるからです。
色々と話をして話が飛んでしまいましたが、
このFさまは破風をこのように塗装をいたしました。↓

ちなみに今の破風材は、建築基準法で「不燃材」をつかうことが必要になっておりますので、
このようなサイディング材と同じの「不燃材」を使用いたします。
不燃材は、このようなものです。↓

今ではこのような サイディングと同じ材質破風を張っていきます。
そのため、滅多におかしくならないので、塗装をしたら問題ありません。
しかし、塗装がおかしいとこのような感じになるので、注意は必要ですね。
塗装が失敗した 破風はこんな感じです。↓

しっかりと塗装をしないと剥げてしまうのでやはり塗装も大切です。
このように破風一つとってもしっかりと直すことを我々は大切にしております。
しっかりとした対応でお客様のお家を守ることが我々の役割であると思っております。
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