リフォームお役立ち情報タイルとはどんな外壁なのか?タイルの構造は? 町田市I様邸-8(2月3日)

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タイルとはどんな外壁なのか?タイルの構造は? 町田市I様邸-8(2月3日)

UPDATE : 2022.02.03

(1)タイルとは外壁の種類というよりも仕上げ部材です

 

今日は外壁タイルについて少しお話をさせていただきます。

外壁タイルとは、もちろん外壁をタイルに張っておりますが、外壁にどのように張り付けているのかご存じでしょうか?

張り付け方するのに、接着剤か、モルタルに固めて張るのです。このI様は後者でして、モルタルにてタイルを固めております。

 

タイルとはどんな外壁なのか?タイルの構造は? 町田市I様邸-8(2月3日)

 

タイルにはモルタル下地とサイディング下地というのがあるのです。

サイディング下地とは、サイディングボードの上にタイルを張っていく工事方法です。

このようになります。↓↓↓

タイルとはどんな外壁なのか?タイルの構造は? 町田市I様邸-8(2月3日)

 

何度もI様邸ででているサイディングボードに張るのです。

そのサイディングボードは「タイル専用」のものを使用します。

 

まとめますとタイルは仕上げ材になりまして、タイルとは、

①モルタルの下地の上に張る

②サイディングボード下地に張る

この2種類であり、実は外壁材をなしているのは、モルタルとサイディングボードなのです。

タイル自体が外壁でないということを覚えていただきたいと思います。

 

(2)タイル外壁のメンテナンス方法

 

タイル製品の材料は、「磁器」といって焼き物であります。

そのメンテナンス方法は、塗装ではありません。それは「撥水」をすることが必要です。

「撥水」とは水をはじいていくことなんです。

なぜ、撥水が必要かというと家を建てて時間が経つとタイルの水はじきが悪くなるので「撥水」しないといけません。

そして、もう一つの問題は、このモルタルが劣化してくると水を吸い込んでしまい結果雨漏れするリスクもでてくるのです。

そのためにもタイルには撥水が必要となります。

 

まとめますと、

①モルタル下地タイルは、タイル自体とモルタルのメンテナンスのために「撥水処理」をすることが必要

②サイディング下地の場合には、タイル自体の撥水が必要ということになります。

 

外壁の種類によって効果があるのですね。また、モルタルの外壁に関してはモルタルが経年で劣化するので

メンテナンスが必要となります。

 

最後に今回の工事写真をはります。

 撥水1回目

タイルとはどんな外壁なのか?タイルの構造は? 町田市I様邸-8(2月3日)

撥水2回目

タイルとはどんな外壁なのか?タイルの構造は? 町田市I様邸-8(2月3日)

タイルはメンテナンスが不要と思いがちですが、やはりメンテナンスが必要なので、皆さんしっかりとタイルメンテンナスも

忘れないでください。()

 

次回は雨樋に関してお伝えします。ありがとうございました。