UPDATE : 2022.06.10
(1)屋根の葺き替え工事の動機とは?
合わせて屋根の葺き替えにお勧めの屋根をご紹介!
前回は、屋根の葺き替えについてご紹介させていただきましたが、そもそも屋根の葺き替え工事とは何のためにするのでしょうか?
①雨漏れがあったから
②屋根材の劣化がしてきたから
③何となく塗装しかしてなくて心配
④軽い屋根がよいと思ったから
この4つは私たちがお客様から屋根の葺き替え工事をするときに聞く動機となります。
今回はこの動機のことを踏まえてそれぞれの動機に対してどんな屋根が適しているかをご紹介いたします。
(1)―① 雨漏れがあったから
雨漏れの原因であることを整理すると、屋根材の種類により色々とありますが、共通の問題点は、「防水紙 ルーフィングの劣化」
となります。この原因が一番です。
これが 築30年以上の屋根です。 かなりルーフィングが痛んでおります。
次に多いのは雨漏り原因としては、「縁切りない屋根からの雨漏れ」となります。これもよくあります。
この現場レポートでもご紹介していますが、このような屋根材コロニアルに縁切りが施されていません。
このような屋根です
ちなみに縁切りしている屋根とはこのようになります。
縁切りしていないとこのように屋根裏に雨跡があります。
(1)-④
次にあるのは、屋根を軽くしたいということです。前回もお伝えしましたが、屋根材が重いと地震が多い
日本ではあまりよいことではありません。それは家が揺れやすくなるので、結果建物に負担がかかるからです。
揺れが大きいということです。
そしてこの地震に心配しているかたの大勢は瓦屋根を多く採用している屋根が多いのです。
そのため、瓦屋根のお家のかたが 屋根の葺き替えを希望する方がおおいのです。
瓦屋根の家からのビフォーアフター
①瓦より横暖ルーフ
②瓦よりルーガ屋根です
このように瓦屋根のお家はかなりリフォームが多いです。
実際瓦屋のルーフィングや野地板を確認するとこんなに野地板が劣化しています。
例を数点あげます。
これらの現場はすべて違う現場です。
そして見ていただいて分かるように瓦の家は屋根材が劣化していないのですが、その下の防水紙 ルーフィングの劣化は激しいです。
ご自身の家が「瓦の屋根」である方は一度チェックが必要ですね。
(2)瓦の屋根が劣化しているのはルーフィングの状況
かなりの 傷み具合です。
そもそも 家自体が 「木」でできているのでこのように腐ってしまったりします。
「屋根は家を守るもの」しっかりと直すと家は長持ちします。
屋根リフォームが大切という理由は実は瓦屋根を外すとこのような屋根状況であるためです。
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