UPDATE : 2022.06.28
(1)外壁の種類について 家に使われている外壁の種類とは?
今回は住宅の外壁に使われている種類や素材についてお伝えします。家の外壁といわれても実は種類もあるのです。
外壁は外にある壁ですが、この外壁に求められるのは、
①耐久性 → 長持ちしないといけません。メンテナンス性も大切。
②耐候性 → 天候や日射から守らないといけません。
③不燃性 → 火事に一定時間耐えられるものでないといけません。
このように3つの性能を担保する必要があるのです。
では具体的に「住宅に使われている外壁」についてお伝えします。
Ⅰ モルタル外壁
これはモルタルという「セメントに水と砂をまぜる」外壁素材です。湿式工法とも呼ばれています。
左官屋さんがする仕事なんですが、最近は随分減ってしまいました。
そのためにあまり左官屋さんもいなくなってしまいました。仕方ないことでもありますが、難しいですね。
Ⅱ サイディングボード
よく使われている素材です。このサイディングボードはメーカーが多くあり、3社が主要メーカーです。
Ⅱ–① ニチハ
業界ナンバーワンのシェアをもっており、種類がとても豊富です。迷ったときはここのメーカーをみると何でも気に入った外壁が
見つかるかと思います。
https://www.nichiha.co.jp/works/
Ⅱ―② KMEW
このようにKMEWと書いて、ケーミューと読みます。難しいです。もともと松下系の会社でセラミック塗料が特徴です。
外壁だけでなく、屋根材や雨樋など外部の部材をすべてそろえている外装総合メーカーです。
https://www.kmew.co.jp/shouhin/siding.html
Ⅱ―③ ATウォール
トステム系の外壁メーカーです。質感がかなり高級であるのが特徴です。
種類は少ないのですが、なかなかの質感がお客様に受けております。
https://www.asahitostem.co.jp/item/atwall/
Ⅲ ALC外壁
このALCは Autoclaved Lightweight aerated Concrete の略であり、(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)です。
このALCは住宅というよりもビル建築で多く使われている素材でして、厚みが薄いのは住宅、厚みが厚いのが「ビル」となります。
こんな外壁材です。この素材を使っている有名なハウスメーカーは、旭化成へーベルハウスです。
厚みも40ミリから70ミリぐらいの住宅用外壁材としてはとても厚いものを使用しております。
Ⅳ 金属サイディング
この外壁はこんな柄のものをみたらわかると思います。スタイリッシュであるのが受けておりますが、難点はすこし高めの
サイディングということです。
理由は、金属である分色んな部材を使用しますのでなかなかの部材費用がかかってしまいます。
かっこよいのが特徴ですね。
今回は住宅に使われている外壁素材についてお伝えをいたしました。
この外壁で家を守る以外についてとても大切なのが、「防水」つまり家に水が入らないことです。
その防水に関する処置をしっかりとしたもので行わないと実は家はまもれませんね。
防水についてもまたしっかりとお伝えしたいと思います。
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