屋根のリフォームをする目的

なぜ屋根のメンテナンスが重要かを外壁同様に建物を外部環境から守る重要な役割がありますが、　　　　　　　　　　　　　　　　外部環境の厳しい環境がありますが、それ以外にも屋根だけに起こりうることがあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その点にも注意をしていくことも必要です。

１：雨漏り防止

屋根は雨漏りが一番起きやすい箇所です。もし雨が漏ってしまったら早急に治すことが必要です。
もし放置してしまうと、屋根から入った水が、屋根の骨組みである構造体（野地板）にも雨が　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しみてきて、木材であるので腐ってしまうことが多いです。修理をあまりかけたくないがために、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数百万円の補修費になってしまう場合もあります。

　→　安価な修理とは、屋根の雨漏れ箇所をシーリングで埋めるなどの
　　　ことを指します。

シーリング補修

雨染みなどの屋根はこちら　↓

２：メンテナンスの具体的な内容と頻度

屋根は、雨漏れがあってからでは遅いということは理解していただけたと思います。
しかしながら、雨漏れに気づくのは雨染みがあってからです。私たちが目にする雨染みは
屋根から漏った雨がかなりの時間が経ったあとのもののです。それを防ぐには点検が
必要です。

屋根裏の点検：年2回（梅雨前、台風シーズン前）　　
屋根の表面の点検：年1回（落ち葉除去、コケ除去）などないか？ドローンなど
大規模修繕：10－15年に1回　塗装
大規模修繕その２　：30年に1回　屋根の葺き替え工事


もし点検をしないで放置をしてしまうと、

放置による二次被害の事例：天井のシミ → 雨漏り → 木材腐食 → 構造体の劣化

天井のしみが雨漏れを教えてくれます。しかし、しみがあるとは

かなり前から雨漏れがあったということになります。

↓

天井の上屋根裏をみると　

↓

このような屋根裏でした。ちなみにこの屋根をはがした屋根裏の表面は

なんとルーフィング防水紙が切れていました。

↓

こんな状態だと雨漏れは間違いなく起こっております。

しかし屋根の表面は瓦があるので、屋根裏の点検が必要となります。

３：メンテナンスの具体的な内容と頻度
　

屋根は、雨漏れがあってからでは遅いということは理解していただけたと思います。
しかしながら、雨漏れに気づくのは雨染みがあってからです。この雨染みは
屋根から漏った雨がかなりの時間が経ったあとのもののです。それを防ぐ方法としては、
点検という方法しかないです。これが点検が重要である点です。

次に屋根の点検目安をまとめてみました。
参考にしてみてください。

① 屋根裏の点検：年2回ぐらいとくに、梅雨時期、台風シーズン時期で雨がながく降っている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ときの合間などにみると雨漏れがしているかが分かります。
ドローンであれば、登ることもなく危険を回避できます。また、屋根に乗ることは割れてしまう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　のであまりのぞましくないのです。屋根に登るという業者には気を付けるべきだと思います。

↓　ドローン点検中

ドローンで撮影するとこれぐらい綺麗にもみれます

↓

② 屋根の表面の点検：年1回ぐらい。屋根材の異状点や雨樋の落ち葉、ごみのつまりなどを　　　　　　　　　　　　　　　　点検をしていきます。ドローンで行うのが望ましいです。理由は、屋根に登ると屋根材自体　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　が割れてしまうことが多いからです。割れることにより補修代もかかることも費用が上がる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　要因ともいえます。主流は、ドローン診断です。

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③ 屋根の塗装　目安では、10－15年に一回です。ただし、最近の屋根材はかなり塗膜が
　　長持ちするものや、フッ素を使用した屋根材もあるので使用している屋根材のメンテナ
　　ナンス計画に沿って塗装をしないと塗装がはがれたり、また不要な塗装をすることにも
　　なるので、費用も懸ける必要がないと思います。

　屋根の塗装はこのようにします

　１回目　下塗り　（下塗りのものは白いものが多い）

　２回目　中塗り

　３回目　上塗り

塗装は、３回の塗りが標準でありマニュアルの施工となります。

また屋根が劣化しており状態が悪い場合には、下塗りを２回塗る場合が多いです。
それは塗装は密着させないとはがれてしまうからです。ご自身の家の状態をみて下塗り　　　　　　　　　　　　　何回かを聞いてみるとその業者さんの施工に関すること品質管理を判断できます。

④ 屋根の葺き替え　25年前後に一度は、屋根をとり葺き替えるということが必要です。
それは、屋根の防水をしているのは、防水シートが大変重要な役割を担っております。
その屋根の防水シートは25年前後で取り替えないと防水シートとしての機能をみたしません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そのために30年後には取り替える必要があります。


４：まとめ

今回は屋根のメンテナンスの仕方についてお伝えしました。屋根材によって違うメンテナンス　　　　　　　　　　　　　　　　　　ではありますが、基本は、①塗装、②葺き替えカバー③全部葺き替えの交換この３つです。　　　　　　　　　　　　　　　　これにあとは補修があるだけなのでシンプルに3つあると覚えていただけたらと思います。