UPDATE : 2021.11.04
今日は外壁の塗りです。
外壁塗装は、外壁面を3回塗るということはご存知ですよね?
なぜ3回塗る塗らないといけないのか?
(1)塗装の工程は何があるのか?3回塗りを上手にするコツ。
3回塗りとは、①下塗り②中塗り③上塗りという3回です。
実はこの3回塗りの前に2つの処理があります。
それは、高圧洗浄と下地処理です。
今回はこの工程を少し細かくお伝えしていきたいと思います。
高圧洗浄は、水を使って洗う作業となります。
この高圧洗浄をすることで汚れをしっかりと除去し塗る準備をしていきます。
そして下地処理とは、凹凸があるところを平らにしたり、
サイディングの壁ですとかけているところ、割れているところを直したりという事をする作業になります。
①下塗り
下塗りの役割は、外壁と塗料の密着を高めて外壁材に塗料が染み込むのを防ぐことです。
外壁材は、サイディングやモルタルなど色々とあるのでその
外壁材に合わせて下塗りの材料を選んでいきます。
仮に、適当に下塗りの材料を選んでしまうと時間が経過したときに上塗りなどの塗料が
はげてきたり、またムラになってしまうなど色々な不具合が起こることになります。
そのために下塗りがしっかりとしないと塗装は失敗してしまいます。
下塗りの写真はこちらです。↓
②中塗り
中塗りの効果役割は中継ぎといったイメージです。中塗りをしっかりとしていくことで
上塗り剤の補強や上塗りの定着を高める役割です。
中塗りをするときに使用する塗料の色ですが、敢えて違う色を使う場合があります。
基本は、上塗りと同じ色の塗料を使っていくことになるのですが、
その上塗りと同じであると塗ったことがしっかり分からないという可能性があるためです。
因みに弊社では基本同じ色を塗りしっかりと色を付けて行きます。
こちらが中塗りをしているところです。↓
下塗り剤は、白色であるのでその白色をしっかりと塗って潰していくように塗り込みます。
今回の色は茶系の今までよりは少し明るくなった色を塗っております。
③上塗り
最後の上塗りです。
上塗りは仕上げの最終工程です。中塗りででた若干の気泡やムラなどを潰しながら丁寧に塗っていきます。
最終の上塗りのやり方によりかなり塗装の仕上がりが変わってきますのでここで職人の腕が発揮されます。
発色をさせるように塗ることにより最後の仕上げを綺麗に塗装をしていきます。
こちらが上塗りをしているところです。乾いているので中塗りとでも明らかに違います。
写真を見ていただけると分かりますが、中塗りと上塗りで同じ塗料を塗っていく工程でもかなりの色が
違いますよね。
一度乾燥時間をしっかりとあけることにより、乾いていると同じ塗料でも明らかに
見た目が違うので、塗り残しになることはありません。
こちらで外壁塗装が終わりました。
(2)塗装工程での必要な乾燥時間
添付したのは今回塗装でしようした「ダイナミックトップ」の仕様書となります。
これをみると工程間の時間が分かります。
標準塗装仕様(通常仕様) 【適用下地】コンクリート・モルタル・窯業系サイディングボード・ALC・各種旧塗膜
※下塗には、アレスダイナミック防水フィラー、 アレスダイナミックプラサフ、
アレスダイナミックシーラーアクア、アレスダイナミックシラーマイルド、 アレス水性エポレジン
浸透形Mシーラー、エコカチオンシーラー、 アレス弾性ホルダー防水形、 アレスコゴムタイルニューラフなども
使用可能です。
こちらを見て明らかなのは、下塗りをしてから8時間以上つまり、必ず一日は次の工事までしないことです。
単に時間を空けて塗ればよいのかというとそこは違ってまして1週間以内には塗ってくださいということが
書いてあります。
私たちは、どのようにこの乾燥時間を取っているかと言いますと、外壁の下塗りをしたあとに、
先日書きま塗ることにしております。ことにしております。
乾燥時空けることで他のところを塗ってロス時間を少なくしているということです。
この乾燥時間がしっかりと確保されているいないにより、その場の仕上がり1、2年で外壁の塗料が
はげてしまうことがあります。
この工程時間の空き時間などは、中々気にされないかた多いかと思いますが、
工事期間、乾燥期間を空けることをしっかり見てくださいね。
ありがとうございました。
明日は、鉄部の塗装についてお伝えしていきます!
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