（１）ケレンは塗り初めに大切な準備
前回は高圧洗浄を行いました。
高圧洗浄は塗装をする時にとても大切であるという話をしました。
それは、高圧洗浄をしないと新しく塗装をするつまり新しい塗装塗膜がつきづらいという事です。
塗装は接着ではないのですが接着をするイメージなのでしっかりと汚れも前の塗装を取らないといけないのです。

さて本日は、屋根の塗装ですがまず屋根材のケレンをしていく事が必要となります。
そのためにケレンと言いまして写真のように板金を擦っていきます。




とこでケレンとは何かいうと
主に鉄部をヤスリで擦り、汚れやサビを落とし塗料の付着をよくする作業です。
鉄部は塗料の付着が悪いので、ケレンが不十分なまま塗装をすると、
塗装後は数年で剥がれてくる事があるのでしっかりとケレンが必要です。

ウィズリフォームではケレンということ含めて単価を見ておりますので特別いただいてはおりません。
しかしながら会社によってケレンを別途として費用を取ることもあるようです。

ケレンは、実はサビがひどくなったものですとかなり手間もかかるのと一旦錆びたものは
錆を直すことはできず錆ていく速度を遅らせるイメージです。
錆たらもう仕方ないということですね。この錆止めを塗ったら今度は次の行程です。

ケレン後錆止めを、塗っていきます。

(2)雨漏りから守る縁切りタスペーサー

錆止めを塗り終わると、次は縁切りをしていく作業です。
縁切りはコロニアル屋根に入った水を屋根の外部へ出すものとして大切なものとなります。

縁切りをしてないお家でで多くの屋根からの雨漏りを見てきました。
屋根の裏、野地板に雨染みができます。

このように結構雨漏りしますので
塗装をする場合は「縁切りはしっかりしてくれますか？」
と質問してください。その回答がしっかりしている業者さんがやはり安心です。

これがタスペーサーを入れている写真です。↓

今日はケレンと縁切りのご説明でした。
屋根の塗装と言っても塗る前にしっかりとした準備をしていく必要がありますね。
明日は屋根を塗っていきます。