UPDATE : 2022.01.13
(1) 破風のメンテンス方法は素材により違う
破風とは軒天と同じように住宅では付帯部となっておりますが、
そもそも破風の役割とは何かと大きく考えると2つあります。↓
①雨風から家を屋根を守るもの
②火災の際に隣の家に燃え移ることを防ぐこと
こんな役割があるので、当然しっかりと塗装や板金カバーなどをして長持ちということを考えてメンテナンスをすることが必要です。
この破風をメンテナンスする仕方が、今回のお家のY様邸では塗装となります。
今回の破風素材が、板金であったので塗装をするのがメンテナンス方法になっています。
塗装をすることにより、雨から太陽から金属の破風を守ることができるのです。
金属の塗装は基本3回塗りです。塗る前に塗装がしっかりと密着するためにまずは、ケレン作業を行います。
①ケレン作業↓
②下塗り(金属に合うシーラー材塗り 塗装1回目)↓
③ 中塗り(塗装2回目)↓
④最後仕上げでトップ塗り(塗装3回目)↓
(2)破風の素材は3つある
この破風の素材を考えると3つの素材があります。
代表的なもの3つの特徴を紹介します。
①木材
昔からのタイプで木そのものになります。
基本この木がすべての下地となり、その上に今では不燃材のものを張ったりします。
木材破風の例↓
② 窯業系素材(不燃材)
不燃材の主な材質は「セメント」となります。近年この素材を使うところが多いです。
窯業破風の例↓
③金属
金属性はリフォームした家に多いです。そしてハウスメーカーなどはこの素材を使ってます。
金属破風の例↓
このように、素材がありますが、素材によりリフォームの仕方が違うのです。
ただし、基本は塗装となります。塗装をすると雨水から守ること、紫外線から守ることができるのです。
素材自体の劣化を防ぎます。
そして、木材はやはり木ですから時間が経つと劣化するので「板金カバー」ということをします。
メンテナンスをすることで家は長持ちします。そのために塗装が必要なんですね。
まずは、ご自身のお家の素材は何なのか見てみるとよいと思います。
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