UPDATE : 2022.03.11
(1)ベランダの雨が入る原因それはなぜか?
今回はベランダの部分がよく前回お伝えしたような箇所になってしまうので、なぜ雨が入ってしまうのか、原因・理由を
お伝えしたいと思います。
理由は
①そもそも雨ざらしである
②ベランダ部分に風が巻き上がり雨が入る
③ベランダ笠木の防水処理が悪い
実はこの3つです。
ではそれぞれ具体的にお伝えします。
1.雨ざらしとはベランダに屋根部分がないところが多いですよね。
屋根がないので雨がかかります。このように日当たりがよいですが、ベランダがむき出しですね。
2.ベランダは2階部分が多いのですが、2階に有るので風が巻き上げやすいのです。これがベランダのところで雨が
はいりやすいのです。
3.これはもう仕方ないところであり、20年以上前の施工の仕方と今の施工の仕方では違うのです。
理由は、雨漏りが多くなったというトラブルで段々このベランダ部分の施工が変ってきました。
というより、改良されてきたんですね。そのために昔と今が施工が違います。
こちらが昔の施工
防水紙が少し巻いてあっただけで、あとは何も手当されてませんでした。
正しい施工
こちらは見ていただくとわかりますが、防水紙を巻き、またベランダの上部もしっかりと防水紙で巻きこんでおります。
そして天部も防水テープもはっております。
このようにまず防水をしっかりとしないといけないのです。
ちなみにこのK様のベランダこんなになっておりました。かなり痛んでますよね。雨がこれだけ入りますと、木材は腐ってしまいます。
仮に金属であった場合には、錆びてしまいます。
雨が入るのはそもそも手当をしていないことが大きな原因です。
築年数が経ったお家はとても注意が必要です。
お困りごとありましたらなんなりと申しつけください。
(2)いよいよ外壁サイディング工事を始めます
外壁サイディングを張ることは、まず剥がしをしていかないといけません。
まずは外壁のサイディングを剥がしていきます。
剥がすときのポイントは木下地を綺麗に残していきながら、そして雨が家に入らないようにしながら剥がしていく必要があります。
家は住むのでしっかり雨養生が必要です。
そして面々と一面ごとにしっかりと剥がしていく場合が多いです。
今回K様邸は、まずはベランダ部分を剥がしていきました。ベランダ部分をはがしたのでそこからおこなっていきます。
実際剥がしていった写真です
まずは、補修をしていく作業となります。
今回はベランダの件をお伝えしました。次回もベランダの工事を続けてお伝えしたいと思います。
ありがとうございました。
住宅メンテナンスに関する書籍を出版しました。
題名:「あなたの持ち家があぶない!」
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