UPDATE : 2022.06.03
(1)ルーガ屋根とコロニアル屋根は重さが一緒?
今回は屋根の材料紹介を数回にわたりお伝えしていきたいと思います。
今回はセメント系屋根コロニアルについてです。この屋根材を製造しているメーカーはKMEWというのですが、
屋根材だけでなく、外壁材、雨樋といった外装の3点を製造をしている総合建材メーカーです。
コロニアルと言えば、KMEW(ケイミュー)と覚えてください。
このコロニアルは色も多くあり、またコロニアルから派生した形が違うバリエーションが多い屋根材です。
https://www.kmew.co.jp/shouhin/roof/colorbest/
例を紹介すると
コロニアル系の屋根を「カラーベスト」ということで総称しています。
次に、屋根の塗装に耐久性を持たせるものとして、代表的な商品をお伝えしますと、「コロニアルグラッサ」というものがあります。
これは通常のコロニアルというよりも、グレードの高い塗装をしているので、そもそも塗装をすることがコロニアル屋根ですと、
10年ぐらいでしないといけないということでしたが、10年でする必要がなく、30年は塗装をしなくてよいとメーカーは
言ってます。この20年延びるということは、仮に築年数30年のお家であると、今まで3回の塗装が必要であったのが、
1回で済むということです。
そうすると、メンテナンスコストは、かなり軽減できるわけです。この屋根はかなりお得であると思います。
まず、このコロニアル屋根のメリット、デメリットを表にまとめてみました。
<メリット>
価格が安い
施工がしやすい
耐震性もわるくない
<デメリット>
塗装メンテナンスが必要
但し、良い製品もある
割れたりしやすい
結露しやすい
このコロニアルは、端的に申し上げるとコロニアルはとても普及している屋根なんです。そして施工できる人も多いので、
職人不足である現在では非常に使いやすい屋根です
デメリットは、材料が薄いので割れやすいということと、普及しているコロニアルの材料はほとんどが10年おきに塗装が
必要な材料です。
メーカーでは30年塗装不要と言っている、コロニアルグラッサは、実はあまり普及していないようです。
もしくは、コロニアルグラッサであっても塗装をしている家もあるのかもしれません。
最後にコロニアルを製造しているKMEWが製造している「ルーガ」についてお伝えしたいと思います。
このルーガという屋根材の特徴は、何と言っても瓦にみえるけれども、瓦よりも軽く、このコロニアル屋根と同じ重さという
ことが特長である、
「軽くて、重厚感がある屋根材」ということで 非常に魅力的な商品です。
軽いのは耐震性に優れており、そして重厚感があるとは、見栄えもよいということが大きな特徴です。
そして、ルーガの種類も和瓦のような材料である形と、洋風のように平板のタイプがあるので種類もあります。
敢えて問題といえば、少し商品的に高いところでしょうか?
今回は、スレート屋根材ということで、コロニアル屋根材からルーガと呼ばれるものまでご紹介をさせて頂きました。
①コロニアル屋根
②ルーガ屋根
(2)S様邸は、ルーガのご希望でした
ルーガは「瓦のようで瓦のように重くない」これにつきます。
とっても重厚感があり軽くて素晴らしい屋根材となりますので是非、ルーガのご検討もしてください。
尚、ルーガのサイトはこちらとなります。
瓦工事はまず撤去から始まります。
既存屋根の撤去をしました。
①屋根撤去
②屋根撤去
③ルーフィングしました
④養生をしました
次回は 他の屋根の特徴をお伝えします。
住宅メンテナンスに関する書籍を出版しました。
書籍名:「あなたの持ち家があぶない!」
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