UPDATE : 2022.07.01
屋根塗装で雨漏りがするパターン 塗装でも雨漏りするのご存じですか?
(1)雨漏りはなんと塗装をしただけでもおこる!
屋根の仕事をしていて、お客様の相談内容の一番は、やはり「雨漏り相談」なのです。
雨漏りというと、外壁から漏れているとか、天井からこんなシミがあったとか思います。
雨漏りというとこのような雨漏り跡が多いです。
この写真をみると窓があるので、窓が関係している雨漏りであると察しがつくかとおもいます。
また、このような雨漏りあとを見るとどんな雨漏りだとおもいますか?
このシミは天井です。天井の雨漏りとは、天井上に何があるかによります。
この天井には実は配管がありました。その配管により雨漏りでなく「水漏れ」でした。
この雨漏りですが、いろいろ原因はあるのですが、必ず水は上から下に落ちる。つまり水は落ちてくるのです。
雨漏り、水漏れの箇所よりも上に必ず原因があるのです。また、この雨漏り、水漏れは跡があるとわかりやすい。
この雨染みが見えるとわかるけど、見えない中で水がもれている箇所もあるのです。
例えば、こちらはどうでしょうか?
これは実は天井裏です。このようなものは、見えない雨漏りです。見えないのでどうしたら気づくかというとそれは、
「点検」です。点検をしていくとこのような雨漏れがわかります。
こんな屋根裏は実は沢山あります。
雨漏り、雨染みがあります。
この雨染みの原因は、実は塗装で水が屋根材と屋根材の間に入っていたものが屋根下に漏れてきてしまいます。
これは通常は屋根には屋根材と屋根材の間から水が入ってしまうのでそして、
その入った水は屋根材の下から抜けるように作られています。
しかしながら、塗装をしたときにこの屋根材がくっついてしまいそして入ってしまった水が抜けなくなってしまうのです。
つまり雨染み、雨が漏れるのは、
①屋根材にまず水が入ってしまう。
②この屋根材の水がぬけない。(塗装のため屋根材がくっついている)
③そして抜け道がないので釘にぬける
という流れなんです。
写真でいうと
①このように屋根材に雨が入っています
②これだけ屋根材がくっついてます。
③縁切りをすると、水がでてくる つまり、水が屋根材にはいっている。(屋根材がくっついている)
これだけ水がはいっているとは少し怖い!
(2)屋根の防水機能とはどうなっているのか?
そもそも屋根材へ雨が入らないようにしているのは、ルーフィングと呼ばれている「防水紙」によって雨が
入っていることを防いでおります。
イメージ図でいいますと、このようなことです。
このように雨が入るのは実はここに留めてある釘から抜けていきます。
そして
雨漏れメカニズムは、
①屋根のルーフィ―ングが劣化する
②そして釘穴を塞いでいるルーフィングが弱くなり
③そして釘穴から雨が漏れる
となります。
①ルーフィングの劣化は、これだけします。
時間が経つとルーフィングは劣化してボロボロになってしまいます。
②野地板には釘もでています!③そして雨漏りも!
釘を拡大してみました!
これが雨漏りしているが起こる流れです!
このように雨がもれるのです。
(3)最悪雨漏れがひどくなるとどうなるのか?
屋根の雨漏れが起こると、最悪は野地板が腐ってしまいます。そしてその野地板が腐ってしまうと最悪は建て替えになります。
屋根の中が濡れると腐るからですね。
(4)まとめ
今回は屋根の雨漏りすることについてご説明をしました。
屋根の雨漏りが発見できるのは実は雨が天井にシミができたり、もしくは、業者さんに声をかけたりされて気にして屋根裏を
みたときになります。
ではどうするかとは、やはり「屋根裏」点検と「屋根の表面点検」この2つがとても重要です。
2つの点検をすることで屋根を家を長持ちにさせることができるので健康診断のように定期的に行ってください!
ご心配なときではいつでもご相談ください!
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神奈川県伊勢原市の屋根リフォーム専門店【屋根リフォームのウィズ】
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