UPDATE : 2022.07.11
本当にできるの? 火災保険を使った屋根リフォーム
最近皆さんも火災保険を使った屋根リフォームなどといったことを目にしたり、また聞いたりしたことがあるかと思っております。
その火災保険を使ったことは当たり前なのですが、しっかりとした根拠が必要です。保険でどのように対応したらよいのかを今回
はお伝えをしたいと思います。
(1)保険を利用した屋根リフォームとは?
(2)何の費用が保険として使えるの?
(3)どのような箇所を保険として利用できるのか?
(4)現実的に保険でどうやって申請し修理していくのか?
(5)その部分の直す費用はどれくらいかかるのか?
(6)まとめ
保険を利用したリフォームとは?
最近ですが、新聞やチラシで「保険」でリフォームができるということなどをみたことはありませんか?
「保険で屋根リフォームできる」ということを検索などをしていただくと沢山でてきます!
保険で屋根リフォームができるとは、火災保険をつかってリフォームができるということになります。
まずは下の保険証券をみてください!
この上の証券にある「風災」という項目があるとこの火災保険で「屋根のリフォーム」で壊れた屋根の補修などができるのです。
間違えていただきたいくないのは、あくまでもこの風災ということで「壊れた」「破損した」屋根また、雨樋などが
「火災保険」で補修ができるのです!
火災保険というと、火事が起こったときだけに保険をつかえそうなイメージなんですが、そうではなく「風災」という項目
で台風などで壊れた箇所を修理することができるのです。
(2)何の費用が保険として費用として使えるの?
もう一度復習ですが、風災とは、台風や突風などの風による災害をいいます。
代表的なものは、台風です。そして、最近突風やまた風に関係するもの、そして雨風で傷んだものが補修する費用が保険金で賄う
ことができます。
もう一度この証券をみてください!
これをみると「風が吹いて」物体からの「落下」「飛来」「水漏れ」ということが事故として起こると保険が出て修理できます。
また不測かつ突発的な事故にもでると書いてあります。
このような事故とし扱われるために、保険を使って修理ができるのです。
どのような箇所を保険として利用できるのか?
ここまでお話しましたようにあくまで「事故」「台風の影響」で「壊れた箇所の補修」をすることができるのが、この保険利用です。
(4)現実的にどのように保険を申請して直していくのか?
この保険を使って修理する リフォームをするにはどのようにするのでしょうか?
結論から申し上げますと 非常に簡単でそして、ご自身ですることが可能です。具体的に申し上げます。
①まず、加入している保険やさんに電話をして、保険申請をしたいということをお伝えください!
②次に、壊れている箇所をどこなのか確認するために、リフォーム屋さんもしくは、屋根屋さんにいって
写真をとってもらい、御見積を作成してもらってください。
③同時に届いた「書類」に 記入をしてください!
④そして、その後保険やさんんから連絡がくるのをまちます。
⑤それで保険金がおりたら工事を実際にします!
このように保険が下りたら工事をはじめます!
もし、保険が支払われた時に「工事をしない」ということどのようになるのでしょうか?
それは、仮に同じ屋根の箇所が台風で飛んでしまって「一度申請した保険で直していない屋根」には修理、直して
いないので、「保険」はおりません。ということは、「保険」もらって修理をしない人もいます。
その人は次の保険は使えないのです。
基本的に火災保険は、何度でも事故が起こったら保険金はしっかりと保険のお支払いを受けたときには、
修理、直すのが鉄則です。
(5)その部分の直す費用はどれくらいかかるのか?
では目安として保険を使って費用を直すときにどれくらいかかるのかご説明をしていきます。
①屋根の棟の修理交換
屋根の修理によって違いますが、¥5,000~\10,000/mとなります。
まず全体の棟部分が飛んでしまうことはないのですが、やはり数量によって違います。
但し、足場は別途かかります!
②雨樋が曲がっている
曲がっているものを直すことはできないので基本交換となります。
こちらも数量によりことなりますが、¥4,000~\10,000/mとなります。
こちらも足場は別途となります。
③雨樋の割れも箇所によります。
因みにこちらですと ¥10,000/箇所
大体1か所 \10,000/箇所でみていると間違いなかと思います。
直すところの高さもあります。足場がなくてもよいところは足場代はいりません。
しかし、高い箇所は足場が必要です。
④屋根が割れている差し替え、補修これも屋根材と数によりますが、\20,000/箇所 が目安です。
この価格には、この屋根材のものです。
屋根材によっても違うところも注意してください。
(6)まとめ
今回のお話は、保険とリフォーム修理のことでした。
最近問題になっているのは、「保険でリフォーム」といって本来ならば、「家が壊れたこと」を直す「修理」ということが
本来筋の使い方。そうでなくて、「保険を使ってリフォーム」といってあくまでリフォーム代を保険で充当するという
反対の事が行われているのがおかしいわけです。
ここでポイントは、実は屋根が壊れていることは、「屋根が飛んだ」 とか「屋根が破損した」とかを
気づくかないことが多いのです。
気づくのはまた「教えてくれる」のは、「飛び込み営業の人」や「お隣の人」また、「雨漏れが起こったとき」などで
自分で気づくことができるのはなかなかないのです。
保険加入をしている人が保険で壊れたことを修理することは本来の使い方。
しかし、そもそも壊れてもいないのものを修理するのは、これは不正になります。
保険は適正につかわないといけませんのでそこは注意をしてほしいと思います。
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神奈川県伊勢原市の屋根リフォーム専門店【屋根リフォームのウィズ】
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