「屋根が浮いている」と言われた時の対象方法と悪徳業者への対象方法

弊社もお客様より、「家の屋根が浮いている」と言われたので見て欲しいということを１か月に１度くらい受けます。

これを同業の人にいうと「まだあるのそんなの？」とか「あまりよい感じしないわね？」など声も聴きます。

これだけ困っている人がいるということは、私としては解決をしていきたい思いでいっぱいです。

また、リフォームというと悪徳業者が多いというイメージがあるのはこのような話があるからだとも思います。

こんなリフォーム業界を変えていきたいということも私たちが行っていきたい思いもあります。

（１）こんなことを言われたら注意しなければならない

（２）そもそも、どこを指摘してくるの？不具合の事例をあげて説明します

（３）その不具合の具体的な正しい直し方

（４）屋根だけでなく雨樋の箇所も指摘される

（５）まとめ

 （１）こんなことを言われたら注意をしなければならない

これは本当の話で、お客様からよく相談を受けます。

①「通りがかりの業者さんから屋根が浮いていると言われて本当にそうなのか気になってしまって」

 ②「近くで屋根工事をしている業者という方から、工事中の屋根からよく見えるので、お宅様の屋根が浮いているのが見えて」と言われた

 ③「家のまえで工事をしている足場に登らせてもらったら、お宅様の屋根が浮いていて、割れているのが見えてしまってと言われた」

このように言葉はすこしちがうのですが、みなさん「屋根が浮いている」、「そして、もう浮いているから落ちそう」

「割れている」ということ言われます。

  しかし、私たちが実際に行くと、「屋根は浮いてない」こともあります。

さらに、業者さんが悪いのは、「今やらないと家が腐ってしまいます」「屋根が落ちてきてしまいます」

 「このままほっておくと、家が壊れてしまいます」

 などかなり　「危険を煽ります」これが皆さん不安に思うのです。

そして「屋根については、誰しも見えない」これが一番の盲点でもあるのです。

どこが浮いているのかしら？　と思っても誰もそれをみることができないことがあるのです！

もしこのように知らない業者のかたが、言ってきたらはっきり申し上げますが、「無視をしてください」という事をお勧めいたします！

（２）そもそもどこを指摘してくるのか？

「浮いている」と言われても「浮いていない」のですが、少し「浮いている」場合も確かにあります。

 では　実際に例を挙げてお伝えします。そもそも浮いているとは何をいうのか？次のような状態です！

①釘が浮いている事例

赤丸が釘が浮いているのは事実です！

②棟が浮いている状態

これもよくあるのですが、棟が浮いています！

③屋根が割れている状態

このような例が不具合事例です。浮いているものから割れているものまで色々あります。

でも間違えていただきたくないのは、これだけでは「家は壊れません」また、「家は腐りません」

（３）その不具合の具体的な正しい直し方

次にこのような釘の浮きから割れまでどのように直すのでしょうか？それぞれに具体的にみてみましょう。

 ①釘の浮き

これは、違う場所に釘を打ち込みをする

そして、もしくは、その釘に　シーリングを打ち釘が抜けないようにしていきます！

シーリングで釘の抜けしないようにします！

②棟の浮き

これは、取り替えていくことが一番です！

取り替えて塗り替えました！

③割れの箇所は、補修するか、それとも差し替えます！

割れの補修は、シーリングや接着材で付けていきます！

また、これぐらい大きな割れは差し替えをしていきます！

このように差し替えます！

差し替え完了です！

このように直し方はいろいろとあります。部分補修ができるということは、

「家が壊れてしまう」「屋根が腐ってしまう」

確かに長い間置けばそうなる可能性はありますが、すぐに気づけば何も問題ありません。その意味では「定期点検」をしていくことが

必要となります！

（４）屋根だけでなく雨樋の箇所も指摘される

屋根のことだけが思われがちな破損ですが、雨樋にも不具合が多いこともよくあるのです。

このような雨樋不具合も時々あります！この雨樋は、屋根に雪が乗った重みで落ちてしまいました。

雪が降るとこのようにたまるので、その雪の重みで外れることがあります。

その雪も風災ではないのですが、雪の天候にて被害を受けてものとなるのです。

ちなみにこちら膨らんでいるのは、おそらくこのような雪が原因であると考えられます。

交換して直りました！

（５）まとめ

今回は、屋根が浮いていたら？というところから、いろんな不具合の直し方。そして、その浮きがもしからしたら天災の仕業つまり、

雨や風、そして雪などで壊れたり、破損することが多いわけです。しかしながら、「浮いている」といわれても「浮いていない場合」

もあることを注意してほしいのが私たちの考えです。

 先日お客様にも正直に言ってくれるウィズリフォームさんがよいと言ってくれました。浮いていると心配なときは是非、

ご相談をください。よろしくお願いします！

住宅メンテナンスに関する書籍を出版しました。

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