UPDATE : 2022.08.01
雨漏りが多いのは屋根のどこなのか? 屋根で起こりやすい雨漏れの箇所を考える
(1)ここが危ない屋根の雨漏り箇所
(2)雨漏りのプロセスを解説
(3)どうやって見つける雨漏り箇所
(4)まとめ
(1)ここが危ない屋根の雨漏り箇所
この写真をみてください。雨が漏れやすい箇所はどのあたりか皆さんはわかりますか?
屋根の漏れやすい箇所とその部分を写真で示します!
①棟違い部分
②谷の箇所
③入母屋 部分
④棟が入り組んでいる
⑤トップライト周り
トップライトは、天窓ともいわれれております。
また、こちらもトップライトです。
⑥下屋根(1Fの屋根)の壁との接点
(2)雨漏りのプロセスを解説
①棟違い
この屋根が漏れやすいのは、この丸印です。
赤印で漏れやすいのは、壁と接している個所から雨が入りやすいのです。ポイントは、屋根の板金部分が外壁のところに
侵入していくこと。このような屋根のお家は雨漏れに注意してください。
②谷部分
谷はこの箇所をいうのですが、水が集まってくる箇所なのでどうしても雨量が多い場合は、雨が谷を越えていってしまいます。
そのためにこの板金を超えていくと雨が屋根内に入るということになります。
この谷部分です
この谷部分が雨がはいるのは、下記の図のやじるしから雨が漏れていくことが大半です!
この矢印の方向に雨の水がめくりあがるように溢れます!
こんな感じになるのです!
水漏れ雨のあとがみえます!
③入母屋部分
入母屋部分は、この奥まったところの丸印箇所がやはり外壁と防水処理がされていないと漏れやすいのです。
しっかりと防水処理を、ルーフィングをしていることが雨漏れを防ぎます。
この赤丸印の箇所から雨が入ってしまうのです。
ここの防水処理と屋根の板金処理がとても大切です!
(3)どうやって見つける雨漏り箇所チェックの仕方
①今回挙げた屋根の部分がご自身にないかをまずはチェックする
②壁天井にシミがないかを確認する
このように天井にシミがあると分かりやすい事例です!
ただし、これはかなりの進んでいるものです。
③屋根の裏側に潜ることができたら屋根をみる
屋根裏やその漏れている範囲を確認することも重要です。これは、天井のシミです。
これが雨染みです。
これぐらいのシミも天井内にはかなりシミがあります。
このように雨漏りをチェックし最後に再現性があることを確認するのに、水かけ検査をします!
水かけ検査をすることははしごを使ったりすことが必要なため届くことが前提となります!
(4)まとめ
今回は 屋根で雨漏りがしやすい箇所をご紹介しました。
雨が漏りやすい箇所とは、
①複雑な箇所
②あとは外壁との絡んでいる接点
この2つとなります。
そして新築して施工がよくない場合には必ず2~3年で不具合がでます。
そのため新築を購入したときは必ず2,3年後に点検を受けてください。
また、リフォームをした中古住宅も同じように、2,3年で点検を受けることをお勧めします。
今回ご紹介した屋根の箇所があるかたは少し気にして点検することをお勧めいたします!
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神奈川県伊勢原市の屋根リフォーム専門店【屋根リフォームのウィズ】
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