UPDATE : 2022.08.09
ご自宅の屋根材がもし廃盤であったらどうする? 屋根材の補修の仕方
(1)屋根材の廃盤とは何か?(コロニアル)
(2)どうやって調べる?屋根材の種類、廃盤なのかどうか?
(3)屋根材別、廃盤に対応する補修の仕方
(4)まとめ
(1)屋根材は工業製品ですので、新しい商品を創り、売出すことにより会社を存続させるわけです。
そのためにこの商品の改廃は昔の何でも売れるときはよいのですが、今の時代のように売れない時期は売れないものは
すぐに廃版になり、そして新しいものを逐一作り出していくことになります。
代表的な屋根で廃版のものは、「スレート屋根」コロニアル屋根です!
こちらのコロニアルの変遷を記載しますと、
①コロニアル
②ニューコロニアル
③コロニアルNEO
④コロニアルクワッド
となっております。
それらの写真をあげますと
①コロニアル (S36~S61)
②ニューコロニアル(S54-H13)
木目がある、そして形はほとんどコロニアルと変わりません。外観は変わらないという意味です。こちらです。
屋根の形状が若干斜めの「のこめ」(鋸目)のようなことが理解できるでしょうか?
③コロニアルNEO(H13~H18)
かくかくとしているのはわかりますか?少しかくまっているのが特徴です
斜めでなくて真っすぐに形がなっております。
④コロニアルクワッド(H18~現在も使用中)
クワッドは、コロニアルNEOとほぼ表面がかわりません。
このようにコロニアルはかなりややこしいのですが、コロニアルとニューコロニアルは同じ仲間。
コロニアルNEOとクワッドは同じ仲間と考えてもらえたらよいと思います。
(2)どうやって調べるのか?
この屋根材を調べるのは、実はそんなに問題はありません。具体的にその方法をお伝えします。
①図面をみて仕様書に記載されていないかをみる。通常の図面にはこのように記載をされております。
このように仕様書をみると一目両全となりますので一番はじめにこれをみていただきたいと思います。
②図面で分からなければ、家を建てくれた工務店へ聞いてみる
③工務店が存在しない(廃業や倒産)、中古住宅で建て主不明の場合は屋根をやっている専門業者に聞く。
この3つが大きな調べ方です。
なかなかご自身で屋根材を調べるのは難しいので私たちのような業者を頼りにしていただけるとよいと思います。
(3)屋根別廃版に対応する補修の仕方は?
廃版になったときには、同対応したらよいでしょうか?それは、上手く加工をして差し込むということになります。
先ほども申し上げましたが、コロニアルについて形はほぼかわりません。よって差し替えることでとくに問題ないのです。
例えば、屋根が割れるとこのように差し替えます。
①差し替えについて
②割れの補修
割れは、下記のように補修をしたらよいです。部分を張り付けます。
瓦屋根などに関しては補修でかなり代用することがあります。
このように割れを直しました。
(4)まとめ
今回は、廃版になった屋根材の対応についてお伝えをしました。
結論からいうと補修をしたり、屋根材を加工したらよいということになります。
また、一番は家を建てた工務店の方に伝えて補修を相談することが一番と思います。
また、信頼できるリフォーム工事会社の方に相談することもよいと思います。
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神奈川県伊勢原市の屋根リフォーム専門店【屋根リフォームのウィズ】
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