前回の「屋根・外壁に塗装が必要理由 その１」に続いて、屋根・外壁のメンテナンスが必要な理由をまとめました。

④防錆と腐食の予防

金属部分（雨樋や屋根など）は、湿気や空気に触れることで錆びやすくなります。

特に海の近くや湿気が多い場所では錆の進行が早いため、防錆塗料が必要です。海の近くでは、塩害と呼ばれる「塩の影響」を屋根や外壁が受けてしまいます。

• 効果: 防錆塗料は金属を腐食から守り、長期間耐久性を保つことができます。
• 例: 屋根や金属の壁に防錆塗料を施すことで、長期間にわたって鉄部材が錆びないようにします。

塩害のイメージ

⑤美観と清潔感の維持

塗装は、外観を美しく保つためにも重要です。塗装を行うことで、汚れやコケが付着しにくくなり、清潔感のある外観を長期間保つことができます。

• 効果: 美しい外観を維持することで、住宅の資産価値が守られます。
• 例: 防汚塗料を使うことで、雨風で汚れても簡単に汚れを落とせる状態に保つことができます。

防錆塗料のイメージ

⑥ひび割れの防止と修復

塗装によって、外壁のひび割れを防止し、既存のひび割れを修復することができます。ひび割れが進行すると、そこから水分が浸透し、さらに悪化しまうのです。それを防ぐのが、屋根・外壁の塗装なのです。

• 効果: 塗装でひび割れをカバーすることで、水分の浸入を防ぎ、建物を守ります。
• 例: モルタルやコンクリートのひび割れ部分に塗料を塗布することで、ひび割れの進行を遅らせます。

⑦快適な住環境の維持

塗装は防音性や快適性にも寄与します。遮音塗料を使うことで、外部の音を遮断し、室内環境を静かなものにできるでしょう。

• 効果: 住居内の騒音を低減し、快適な居住空間を提供します。
• 例: 防音効果のある塗料で、外の騒音（交通や風の音）を和らげ、室内の静けさを保ちます。

まとめ

塗装は、見た目の美しさである美観を保つだけでなく、住宅の外壁材の性能を保護し、機能を維持することをになります。そして、その外壁材を保護することにより家の性能、長持ちをさせることが可能になるので塗装は、欠かせない作業と言えるでしょう。

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