リフォームお役立ち情報屋根リフォームをする機会は？
REFORM USEFUL INFO.
UPDATE : 2025.02.16
リフォームをする場合、自分の家にもかかわらず、他人のアドバイスやお勧めでリフォーム 時期をきめていないようです。それでよいの？と思いますが、実はそれにはリフォームを するべき時期の判断基準がないからと考えます。
今回はリフォーム時期の判断基準をお伝えしたいと思います。
まず築年数で考えるとわかりやすいです。 築10-15年程度で、屋根材自体に大きな損傷がない 場合は塗装で問題ないです。大きな損傷とは雨漏りなども含みます。ただし、屋根はご自身 でみることは難しいのでドローンなど調査できるところに依頼をするのは良い判断です。
そのドローンでの調査をして写真をみて次のようなときは塗装のタイミングとなります。 （下記の写真を参照）
①色あせや色むらが目立ってきた
②苔やカビが部分的に発生している
③軽微なひび割れや剥がれがある
これらのものを補修をして塗装をするととてもコスパのよい予防となるリフォームです。
① 色あせの様子
② 苔やカビの発生の様子
カバー工法とは、今の屋根材に重ねて張っていくことを指します。ただし、屋根材によってできる できないものがあるので屋根材によって注意が必要です。基本はスレートの屋根材にガルバリウム などの板金屋根をカバーすることが最も多い例となります。
写真を張る
ここでもまず築年数から考えてみましょう。築年数25年程度で、屋根材に部分的な劣化がある場合 がまず基準となります。なぜなら、この年数で屋根材下にあるﾙｰﾌｨﾝｸﾞの劣化がかなり起こっている からです。次の状態があるときは、検討すべきです。ただし、これもドローンなどでみてもらう ことが一番良いと思います。屋根はご自身でみることはできないからです。
①複数箇所で雨漏りがある
②屋根材の反りや歪みが目立つ
③塗装では対応できない劣化がある これは、難しいのですが、割れがかなり激しいというこ と等が該当します。
↓ カバー工法 施工写真前 ↓
↓ カバー工法 途中 ↓
↓ カバー工法 ↓
カバー工法は屋根の葺き替えの一種となりますが、既存の屋根を活かせるため、葺き替えより 経済的です。葺き替えるとは、全て撤去が必要となり、手間と廃材費がかなりかかります。 ただし、注意点としては、野地板下地の傷みが著しい場合は不適切です。これは実際に屋根に 乗ることでしか確認できません。したがって、怪しいと思う時は専門業者に頼んでください。
最後に屋根を取り換える。既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に取り換える葺き替えに ついてです。こちらも築年数でいうとまず、 築30年以上で、屋根全体に劣化が見られる場合 となります。劣化とは色あせや、瓦の場合が多いので棟部分の劣化などが多くある場合など はとても有効なリフォームとなります。
また、屋根の状態が次のときには、築年数関係なく葺き替えることが必要となります。
葺き替えを検討する具体的な事例
などが起こったときに考えるのが現実的となります。
こちらの葺き替えは、瓦屋根の場合がおおいので、とても高額になります。なぜなら、瓦を 撤去して葺き替える場合、瓦材の廃材は量も多くとても高額な工事となるため、本当に必要 か複数業者に確認をしてもらうことが必要です。
屋根の葺き替えリフォーム例
↓ 屋根葺き替え前 ↓
↓ 屋根葺き替え工事中 ↓
↓ 屋根葺き替え完成 ↓
今回は屋根のリフォームについていつどれぐらいのタイミングで行えばよいかを お伝えしました。外部の人やセールスにすすめられて決断することもありますが やはり、自分で判断基準をもってますとまよいがなくなると思います。ご自身の 判断基準を磨くためにも参考にしていただけると幸いです！
屋根塗装の内容と費用は？
外壁リフォームの基礎知識
