UPDATE : 2021.11.16
(1)塗装の回数
昨日までは塗装の下塗り準備でした。
屋根を塗ると言うと屋根の本体材料(コロニアル)もあれば、屋根の板金部分もあります。
塗装をする場合3回塗りが基本です。
①下塗り
下塗りは屋根材に塗料を染み込ませて中塗りや上塗りの塗料がしっかりと乗るようにするために行います。
下塗りの写真です。↓
こちらのお家は築年数が12、13年でしたので屋根の状態はよかったです。
しっかりと下塗りを塗りました。
②中塗り
下塗り塗膜と上塗り塗膜との中間にあって、両者に対する付着性を持ち、
塗装系の耐久性を向上させるために用いるものです。
通常上塗りと同じ塗料を使います。
中塗りの写真です。↓
中塗りで色が着色されていきます。色がついてきたことが見えてきました。
③上塗り
仕上げの塗りです。最後の塗りなので色むらなどを無くしてしっかりと仕上げるために必要な塗装です。
上塗りの写真です。↓
上塗りは基本中塗りと同じ色を塗っていきます。
中塗りだと色は着いていきますが、色が薄いのわかりますか?(↑の写真右側)
よく私たちがみるのは、数年で色が抜けてきたり、
早く色が褪せてしまう塗装は恐らく3度塗りでなく2回しか塗らない塗装もあるようです。
しっかりと3回塗ってもらえますか?と聞いてみてくださいね。
(2)上塗り塗料の種類
今まで述べてきたように上塗りにつかう塗料は、中塗りと同じものを使用します。
中塗りと上塗りを一緒のものを塗りますが、この塗装で使う塗料は、耐久性により種類があります。
今回の塗料は、「シリコン系」の塗料をつかいました。
シリコン系の塗料は、アクリル系よりも耐用年数は高いのですが、弾性という伸び縮みすることがシリコンよりも弱いので割れやすいのが特徴です。
最近はこの塗料を使われることが多いです。コストパフォーマンスがよいのです。
理由は、塗料を単価を耐用年数でわると一番低いコストになるということです。
次回は、塗料についてもう少し踏み込んでお伝えしたいと思います。
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