UPDATE : 2022.02.15
(1)屋根の葺き替えについて
皆さんこんにちは。今日は工事のこともそうなのですが、リフォームの内容を
知っていただきたいのでリフォームのやり方、工事のことを少しご説明させていただきます。
今回F様邸は、屋根の葺き替えカバー工法です。
この屋根の葺き替えというものは、
①カバー工法
②屋根を撤去後葺き替え
この2種類があります。2種類の違いは、
今お家にある屋根を取除くか、そのままに
しておくかの違いです。
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。↓
このようにそれぞれありますが、一番のポイントは屋根葺き替えカバー工法は
できる屋根とできない屋根のものがあることです。
F様邸は、コロニアルという屋根の上にガルバリウム鋼板という金属屋根をカバーする方法です。
このコロニアルですと出来るわけですね。
あとできる屋根材とすると、金属屋根から金属屋根です。
コロニアル屋根とは、このような屋根です。↓
カバー工法ができないのは、瓦の屋根などですね。
瓦屋根のお家はこちら。↓
屋根葺き替えカバー工法ができるのは、実は平らな屋根材ということになります。
当たり前なんですが、膨らんだものには、上に被せることはできないのです。
まずご自宅の屋根を見て頂くとよろしいと思います。
(2)なぜ、防水紙を屋根の上に張るのか?
皆さんは、お家に屋根があることによって水、雨水が入らないと思っているでしょう。
しかし、少し実際は違うのです。
実は屋根材があり、雨水を止めておりますが、その下にある
防水紙があるから雨漏れを防いでいるのです。
屋根材だけでは雨漏りします。
つまり、防水紙がないと雨漏りするということを覚えておいてください。
そのために、屋根工事は、防水紙が命です。
屋根の下には、この防水紙というものが必ず張られているのです。
この防水紙は実は、時間が経つ(家が建てたられてから時間経過)と破れて
しまったりするのです。
下の写真が雨漏りしているところのお家の防水紙の状態です。↓
いかがでしょうか?かなりボロボロですよね。
時間が経つと水分が抜けてカラカラになってしまうのです。
もう防水紙の役割果たせないですね。
この上のお家では、最後はこのように雨漏れがしていました。
防水紙の機能がなくなり、雨が入った結果、屋根の木の部分が腐ってしまいました。
防水紙が劣化するとこんなになってしまうのですね。
ちょっと恐ろしいです。↓
防水紙が大切であることを何度も言いますが覚えてください。
F様邸のお家ではこのようにしっかりと屋根防水紙を張って終わりました。
重ねもしっかりとしていくことが大切です。↓
本日は、屋根の葺き替え知識と、屋根の防水紙について
お伝えしました。
次回は、F様のお家の工事を説明しながらさらに
屋根葺き替えに関してお伝えをしていきたいと思います。
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