UPDATE : 2022.04.08
屋根のメンテナンス期間を考える
(1)金属屋根のメンテナンス期間とは?
そもそも屋根を塗装するのは、「屋根を長持ちさせる」というメンテンス。
車でいう「オイル交換」まだ頻繁ではないですが、「オーバーホール」みたいなものです。
よく見て何か悪いところがないかと点検していくことが、メンテナンスの基本です。
そして、塗装が長持ちする屋根材を使用していたら家の塗装も頻繁にしなくてよいはずです。
実はこの話は、「新築工事」ではあたまから外れてます。そこが問題。
前回はスレート屋根コロニアルのメンテンスの仕方をお伝えしました。
今回は代表的な屋根材であり、最近人気のガルバ屋根(金属屋根)についてお伝えします。
金属屋根は、20年ぐらい塗装のメンテナンスをしなくてよいものが大半です。
保証で、15年、20年の製品がよくつかわれているからです。弊社でよく使っている屋根材はこちらです。
①ニチハ きわみαs
この屋根材のメリットは、軽くて塗装も長持ちなので、10年で塗装をする必要はありません。
保証、性能は、こちらです。
https://www.nichiha.co.jp/products/loof/centerloof/centerloof01.pdf
新築でこの情報を「住宅メーカー」が教えてくれたらと思います。
しかし、新築の時はあたりまえですが、「いかに良い製品」を売るかよりも、「お客様の予算」に合わせてが強い。
そして、間取りや生活に考えが向いてますから、いきなり「10年以降のお手いれ」ということは考えないのが普通です。
しかし、メンテナンスはかならずあるので、そんな「メンテナンスの話がある」なら教えてください!が 本音ですよね。
そうなんです。
いずれにしても新築建てるときは、「メンテナンス」も考えて欲しい!と思います。
(2)付帯工事部分の塗装
塗装では、屋根と外壁が大きく言われますが、実は屋根と外壁の「付帯部」の塗装も大切な箇所です。
ときどき、この軒天が剥がれてしまったり、また、破風が割れてしまったりと。
この付帯部分が大切な理由は、屋根を構成している箇所としてとても重要な箇所です。
理由は、軒天でしたら、この部分があるだけで家に水があまりかかりずらいのです。
そして、破風でしたら、この部分があるので、水がしっかりと流れて、家に水がかからないです。
水や風を家から守るのが外部の役割なんです。
このK様邸のお家 破風は、このような感じで、色褪せしてました。
また、軒天は、こんなしみがありました。
塗装をするのは、部材の保護をするために塗装をします。
塗装することで、部材自体をしっかりコーティングです。
このように塗りました
木部であるので、がっちりと塗装をしました。
最近の建材は進化はしているので、これだけ塗る必要はありませんが、メンテンスをすることで塗装をすることは、大切です。
次回は、外壁をお伝えさせていただきます。
住宅メンテナンスに関する書籍を出版しました。
書籍名:「あなたの持ち家があぶない!」
UPDATE : 2022.08.09
UPDATE : 2022.08.05
UPDATE : 2022.08.04
UPDATE : 2022.08.02
UPDATE : 2022.08.01