UPDATE : 2021.09.10
今回A様のお家は珍しく、基礎を直す工事が
ありました。
基礎は、そもそも家を支える大切なものなのです。
そして、なぜ基礎を塗装をするのかということ
なんですが、基礎も水を含んで仕上げのモルタルが
割れてしまったり、色んなことがあるのです。
また、基礎の不具合というと、「クラック」と
呼ばれることも連想しがちですが、
こちらのクラックは塗装でなく
このクラックを調べて基礎の補強を
しないといけないのです。
まず、直す前の基礎はこんな感じでした。↓
因みによく聞く、基礎にクラックがあり少し
問題のあるお家は基礎にこんな感じに
ひび割れがあります。↓
見て頂くと、ひび割れクラック部分が
かなり深いのがわかりますか?
基礎部分全体が割れている感じを受けますよね。
実際こちらはそのようにこのひび割れで基礎を
貫通してしまっております。
この現象が問題なのは、実は耐震性に
関係するからです。
よく耐震工事と聞いたことがあるかと思いますが、
耐震工事はこの部分を補強したり、そもそも耐震チェックを
したときに基礎が割れて崩れてしまうと家が
崩れてしまうこともあるので
かなり深刻な問題となってしまいます。
一方、我々がリフォームしているA様は
単に仕上げの化粧モルタルが割れて
しまっているだけなのでそんなに深刻ではないのです。
深刻なの状態のものは、上記写真のかなり
大きなひび割れです。
リフォームは、まずこの割れているというか、
取れている箇所を
モルタルで埋めていきます。(塗りこみます。)
そして時間がたち乾いたら次のように基礎の
モルタル部分を全体に塗っていきます。
それからこの部分を塗装をします。
では、なぜこんなに基礎を塗装をするのでしょうか?
ズバリ!
①基礎部分の吸水性を抑える
②防水性撥水性をたかめる
③コンクリートの中性化を抑える
④美観性を高める
この4つです。
コンクリートは、実は水が含んでくるとあまりよい
状態ではなくなってくるのです。
やはり水をシャットアウトすることが住宅に関しては
どこの部分も必要なことになります。
この4つをすることがお家をメンテして長持ちさせていく
コツとも言えるかと思います。
実際の作業はこんな感じです。
↓
↓
このように全体を塗って終わりです。 基礎を塗るのはご存知ではない方もいると思います。 しっかりと基礎も塗ると実は非常に家も 綺麗になります。 さて次回は最後の付帯部塗装です。
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