UPDATE : 2021.09.21
屋根はいよいよ完成ですが、棟の板金をかぶせて完成です。
【棟の板金とは】
いつもお伝しているよく浮いているよと指摘されている場所です。
そもそも今日はなぜこの棟の部分が浮いてきてしまうかを
書きたいと思います。
それは、2つの要因があります。
①1つ目が棟の板金下は、杉板の貫材というものを
下地としてもちいております。
このようにして張ります。
↓
この貫材が実は、経年とともに腐ったりしてきてしまう
木のため打って留めている釘を緩めてしまうのです。
そのためこのように浮いてきるのです。
結果として釘が抜けてしまい、板金が浮いてしまいます。
②もう一つの理由は、
この釘が金属であるの板金が膨張をしたり、
縮んだりと伸縮を繰り返すうちに緩んできます。
そのために釘がとれてしまう、抜けてしまうのです。
このような2点が棟の板金が抜けてしまう理由であります。
そして釘が抜けると板金が浮いてしまって、
グラグラと板金が動くので台風などの
大きな風が吹くと棟板金が飛んでってしまう事が
屋根板金が飛んでしまうことです。
これで、屋根上屋根は完成しました。
次回は、下屋根となります。
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