UPDATE : 2021.11.01
屋根を塗装する場合の注意点とは?~屋根塗装は、下地塗りが一番大切~
今日は下塗りの注意点と材料に関して少しお話します。
(1)下塗りは3種類の材料がある
下塗りには実は3つほど種類があります。
状態により使い分けていくわけですが、まずはその下塗り材を紹介させていただきます。
①シーラー
一番よく知られている下塗り塗料です。このシーラーを使う事が、ほとんどなのです。
そもそも下塗りの一番大切な役割は、下塗り塗装を塗る材料にしっかりと塗りこみ密着させることにより
仕上げ塗料を過度に吸い込ませないことです。時間が経ち劣化した塗料はかなり
塗料を吸い込んでしまいます。そうすると色もあまり付かないのです。
今回のコロニアルでは、このシーラーの仲間である、浸透性シーラーというものを使っております。
②プライマー
基本的にシーラーと同じ役割をいたします。
凹凸面を平らにしていく、滑らかにすることができる塗料です。
かなり塗装面が劣化をしているときには、下地を補強することが必要であるので、
浸透性プライマーというものを使います。
基本的にはシーラーと変わらなく、中塗り、上塗りと塗っていく事の密着性を高めていく役割となっております。
我々現場でいうと、こちらは「錆止め」といういい方をしております。
こちらのものは、基本金属のモノを塗るときに使っております。
屋根でいうとこのような板金部分の下塗りはこのように塗っていきます。↓
③フィラ―
フィラ―は屋根材の傷が少し酷い時、また凸凹としている面をより滑らかにしていく下地塗料です。
判断としては、どうしても凹凸が激しい時はこちらを使用するようになります。
この材料も役割としては基本的にシーラーと変わりありません。
こちらも中塗りと上塗りを塗っていく際に、密着性を高めていく役割となっております。
(2)屋根を塗っていく
ここでおさらいをします。屋根を塗る工程は今までも述べておりますが、
①高圧洗浄 ② 下塗り ③ 中塗り ④ 上塗り という工程です。
この工程でそれぞれの写真を張り付けたいと思います。
②下塗りの写真はこちらです。↓
③続いて中塗りです。↓
色がついてくるとやはり「塗装をした」ということが分かってきます!
④最後に上塗りです。しっかりとタスペーサも入り縁切りされております。↓
上塗りが終わるとホットします。今回は、下塗りから上塗りの屋根工程でした。
これで屋根は完成いたしました!
屋根が終わるとこれからは、付帯部分をやりながら下に降りてきます。
明日は、付帯部分塗装についてちょっとしたご説明をさせて頂きたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。
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