UPDATE : 2021.11.19
(1)外壁材につかうシーリングは塗装できるものを選ぶ
・シーリングとは・・・サイディングのつなぎ目、また出隅という部材のところに使われているものです。
通常塗装をするタイミングで取り替えます。
しかしながら、使うシーリングを間違えるとトラブルになりますので、外壁で打ち替えるシーリングは
「変性シリコン」などの塗装ができるシーリングを必ず使って下さい。
シーリングは外壁だと、このような箇所に使っております。↓
このように、シーリングはサイディングの継目や角のところとのつなぎ目で使われております。
もし、シーリングを塗装できないもので補修などをしていると、どんな感じになるのでしょうか?
この下の写真は実は「シリコンシーリング」で補修したときの外壁部分です。
このように変性シリコンでないとこのような線がでてしまっており、筋が通ったもののようにおかしくなります。実際このお家は、塗装をしたあとで、サイディングの隙間を埋めるためにシーリングを
使い補修をしたのですが、時間が経ち油が残りそして、汚れが付着をしてしまいます。
実はこのシーリングは「シリコン」と呼ばれるもので「変性シリコン」とは違います。
この「シリコン」は、シーリングは塗ることができません。
しかし、「変性シリコン」は塗ることができるのです。
したがって、もしご自身で補修などをするときには、必ず「変性シリコン」を使って頂きたいと思います。
(2)シーリングを打ち替えるときは「プライマー」を忘れずに
上の写真はT様の写真ではなかったのですが、このT様では次のように作業を進めていきました。
①シーリングの撤去です
カッターを入れてしっかりとシーリングを切っていきます。↓
②マスキングテープ張り
次にマスキングテープを張っていきます。実は、シーリングが上手くいくかは
マスキングテープの張り方により変わってくると言われるぐらいとても大切な工程です。↓
③プライマー塗布
このプライマーをしっかりと塗布しないと、シーリングはしっかりとサイディングに接着しません。
忘れがちなプライマーですが、この工程を必ず見落とさないで下さい。
特にお客様がDIYでやる場合は、この工程が忘れがちですが、
この工程を外すとシーリングが10年も経たないうちにサイディング材から取れてしまうのです。
④シーリング充填
プライマーを塗ったあとにシーリングをしっかりと充填していきます。↓
⑤へら押え
充填したシーリングを上からへらでしっかりと押さえてサイディング材にしっかりと
馴染ませていきます。このへらで押さえないとシーリングは、盛った感じのままになってしまいます。
⑥完成です
最後はマスキングテープを取って完成です。
まとめ
①塗装ができるシーリングを選ぶ
②シーリングを充填する前には、かならず「プライマー」を塗布する
このようにただシーリングを充填するのでなく、
一つ一つの工程をしっかりとこなしていき、シーリングをする必要があります。
次回は、外壁塗装になります。
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