リフォームお役立ち情報雨樋(あまどい)の詰まりや劣化が原因の雨漏りと自分でできる予防。

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雨樋(あまどい)の詰まりや劣化が原因の雨漏りと自分でできる予防。

UPDATE : 2019.07.10

雨樋(あまどい)の詰まりや劣化が原因の雨漏りと自分でできる予防。

毎年、雨の多い季節になると、屋根と壁の工事を得意とする、当社ウィズリフォームには、お問合せやご相談、調査の依頼が大変増えます。ある日突然、自宅の屋根や壁から急に雨漏りが発生し次のが来る前に早くどうにかしたいと、調査の依頼が増えます。しかし、屋根や壁から雨漏りしてくる原因の一つとして考えられるのが、雨樋(あまどい)です。雨どいが雨漏りの原因だとすると何を調べたらいいのしょうか?また、予防もできるのでしょうか?ご説明します。

 

 

 

雨樋(あまどい)とは?

雨樋(あまどい)の詰まりや劣化が原因の雨漏りと自分でできる予防。雨樋とは、戸建ての屋根に取り付けてあり、雨が降ったときには、屋根から落ちる雨水を軒先で受けて、地上の排水口に流す役目をする装置のことです。通常は家を守る雨樋ですが、その雨樋が原因で、家の中で雨漏りが起きてしまう場合があります。雨樋は、ふだんあまり気にしていないかもしれませんが、実は家にとってなくてはならない大切なものです

 

 

まずは自宅を一周して、自分でチェック

雨樋自体の破損、欠落、ズレている、傾いている、曲がっている、支える金具が曲がっている、外れている、落ち葉が見える。雨音が今までより耳に付くようになった。屋根の下に水たまりができるようになったこれらは、雨樋に問題が発生している恐れがあります。このようなことが一カ所でも起きていたら、リフォーム業者に点検をしてもらいましょう。雨樋くらい自分で直せそうなのに、点検をわざわざ業者に依頼する必要があるのだろうか?と思いがちですが、雨樋は自分で直すにはむずかしいです。なぜならば、一階のみならず、二階、三階部分の雨樋修理を行なう場合、落下危険防止のため足場を設ける必要があるからです。足場の設置がどうしても高額になってしまうので、壁や屋根の点検や修理と同時にメンテナンスができるようにするのがベストでしょう。しかし雨樋が原因の雨漏りは、簡単に自分で止められる方法もあります。次に紹介します。

雨樋の詰まりが原因の雨漏り

庭や近所に落葉樹があるような家は、雨樋の詰まりによる雨漏りに要注意しましょう。庭や近所の落葉樹の木の葉、長年の屋根の汚れなどで、雨樋が詰まることがよくあります。雨樋が詰まると雨が降った際に雨水が流れず、水が外壁へ溢れ出し、外壁からの雨漏りにつながります。雨樋の流れが悪くなっているような場合は、台風や豪雨などが発生すると、オーバーフロー時に、雨漏りが発生する場合もあります。家を構成する部材のなかでは、雨樋は地味で、その機能や必要性は軽視されがちです。最近は雨樋がない住宅も見かけるようになりました。しかし雨樋は、家屋の外壁や土台を雨水から守る、大変重要な役割を担っています。仮に雨樋がなければ、すべて自宅の軒下に流れ落ち跳ね返った泥水などが外壁を汚すだけではありません万一外壁や建物の基礎などひび割れなどの問題があった場合は内部まで浸入させることになります通気性の悪い内部に水が入り、長い間ジメジメすると、外壁には、カビやコケ発生したりして、アレルギーの原因となることもらに、湿った木材は腐食しやすく、湿気を好むシロアリの餌食にもなりやすいのです。雨漏りやカビなどのトラブルに気がついたときには、すでに外壁の内部が腐食していたなんでこともあります。こうなるとサイディングを外し、内部の腐食した木材から補修する必要があり、大規模なリフォームが必要になっ、膨大な費用がかかりかねません。雨漏りは天井からというイメージがあるため、雨樋の詰まりが原因の雨漏りはなかなか気づきにくいのです。

雨樋の詰まりを取り除けば、雨漏りしない。

雨樋(あまどい)の詰まりや劣化が原因の雨漏りと自分でできる予防。雨樋(あまどい)の詰まりや劣化が原因の雨漏りと自分でできる予防。

雨樋の雨漏りは、問題箇所を綺麗に清掃して、詰まりの原因物を取り除けば雨漏りは止まります。そして一年に一度は、雨樋のゴミや木の葉を取り除くよう掃除をするのがおすすめです。
しかし、環境によっては、半年も経たないうちに、雨樋にゴミが溜まってしまうことがありますので、環境に応じて対応してみてください。雨樋の掃除は、軒樋(のきどいは軒先に取り付けた横樋に溜まったゴミを破棄してから、水を流すようにしてください。ゴミを水で流してしまっては、さらに詰まってしまう恐れがありますので、くれぐれもやらないようにしてください。また、縦樋など目に見えない箇所に詰まっている場合では、詰まりの原因が特定出来ないので厄介です。素人の掃除には限界もありますので、ムリをせずに、年に一度程度は、プロの業者に依頼擦る手もあります。高圧洗浄機を使って、雨樋の内部の汚れを落とすと、自分で掃除する時にも楽になります。

雨樋の耐久年数と変形、破損

雨樋(あまどい)の詰まりや劣化が原因の雨漏りと自分でできる予防。

雨樋は落雷や強風、そして台風などにより、雨樋の落下、変形、破損してしまったりすることもあります。

1)経年劣化

雨樋は、耐用年数20年と一般には言われています。年数が経つことにより、雨樋自体の素材、雨樋を止めている部品がもろくなり、変形したり壊れたりすることがあります。

2)風や台風そして雪による破損

近年の気候の変化により、突風や大雪になることも少なくありません。その時に、雨樋や支える金具が破損する場合もあります。風や雪による破損は、特に、1階よりも2階部分の雨樋で見られます。

3)季節・気候による変形

雨樋は、季節の温度差、日差しによる紫外線で常に伸縮しています。それが原因で、変形や破損につながることもあります。場所により、耐用年数以内でも変形してしまう場合があります。変形や破損に気がついたら「雨樋だから・・・」と放置せず、早めの修理をオススメします。

 

雨樋のリフォーム・メンテナンス・施工費用

雨樋のリフォームの種類と、おおよその施工費用をお伝えいたします。

施工費用

雨樋の清掃 3万円前後
雨樋の部分交換・修理(1m) 1万円前後
雨樋の全交換 30万円前後

※ 建坪30坪(屋根約75㎡)
※足場工事含む。
雨樋の状況や雨樋の長さ、家の大きさによってもリフォーム費用は変わります

冒頭にもご説明しましたが、雨樋の修理には、おおかた足場が必要になります。足場の設置をする外壁や屋根のメンテナンス時に雨樋のチェックや交換同時にやるのがオススメです。一般的に新築住宅は、10年~15年程度経った時に屋根や外壁も何らかのメンテナンスが出てきます。そのときに雨樋金物が錆付いていたり変形したりしていたら交換します。もちろん破損していなければ交換の必要もありません。