UPDATE : 2021.11.22
皆さんは、外壁塗装をしっかりとしないといけないということは
理解されているかと思います。
そもそも外壁塗装の意義というか、塗装をする意味についてお話をしたいと思います。
(1)外壁塗装の必要性
恐らく、多くの方は
塗装する=色を塗って綺麗にする。
「汚れているから塗らないといけないのか?」ということが認識していることだと思います。
本当にそれだけなのでしょうか?
実はそれだけではないのです。塗装をすることは、色を変えていくこと、汚れを落としていく事の他に、
①塗装をすることでその部分の劣化を防ぐ
②もう少し大げさに言うと、劣化を防ぐことにより、
「家の寿命を延ばす」ということも含めて、塗装をする目的です。
ところで、よく塗料にUVカットということが記載されているのを見たことありますか?
このUVカットとは、顔に塗る日焼け止めと同じUVカットです。
実は外壁も、この日光の紫外線にとても弱いのです。
紫外線の劣化によって外壁の色が白くなったりという「チョーキング」という現象が起こります。
このお家はそんなに建築年数が経っていないので、外壁は思ったほど傷んでなかったです。
因みにかなり傷んでいる壁はこんな感じです。↓
このように色を塗り替えてみると、色が落ちており手にしっかりと塗装が
付いてしまいます。白くなり、さらに塗装の色が付いてしまうのです。
(2)塗装する目安はどれくらいなのか?
塗装をする時期、目安は、状態によってもかなり違いますが、
10年から13年ぐらいの間で塗れるのが目安となります。
また、これは色が付いた塗装でありますが、時々クリア塗装というもので塗るときもあります。
クリア塗装のメリットは、現在の柄が生かしていかすことができるという意味です。
塗装をすると通常柄のあるサイディングは塗りつぶしされてしまい色が一色となってしまいます。
しかしながらクリア塗装を使う場合には、現在のサイディング色をそのまま残して使えます。
サイディングの場合、大抵のお客様は、気に入った柄を選んで新築時に外壁を選んでおります。
私自身、外壁の提案を数十年やっていたものからするとお客様は本当に外壁の色を悩まれるのです。
つまり考え抜かれて外壁を選ぶわけですからこの最初の外壁に対する思いはとても大切にしたいと思うのと、
お客様の気持ちも痛い方がわかります。
また、塗装を勧めるときには必ず「次の塗替え、塗替え時」も合わせてご提案いたします。
なぜなら、塗装は住んでいく間で1度では済まないからですね。
今回こちらのお家では、15年ほどもつものをご提案しております。
(ほどと言っているのは、色んな環境により塗装はきっちりとした保証ができないからです。)
この塗装性能がしっかりと引き出すのは何度か申し上げているように必須である、
3回塗りが基本となっております。
いずれにしても塗装は、この3回塗りがとても大切となります。
①下塗りです。↓
②続いて中塗りです。今回は塗り分けがあったので、中塗りが2種類あります。
まず白いものです。↓
続いて茶色のものです。このような色で塗りわけています。
出来栄えが楽しみですよね!↓
③最後に上塗りとなります。↓
上塗り茶色のものです。↓
このように塗り分けが終わりました。
今回は、まとめてレポートをさせていただきましたが、1回目、2回目、3回目の間の時間を
しっかりとかけております。そのため塗り時間に問題はございません。
これで外壁も終わりました。
あとは、細かいところの塗装をしていよいよ仕上げになっていきます。
本日もありがとうございました。
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