UPDATE : 2022.02.25
人気の金属屋根の特徴はどんなかんじなの?
(1)雨音はきこえるの?
今回は金属屋根の特徴についてお伝えします。
おじいちゃん、おばあちゃんくらいの世代は金属屋根=トタン屋根を思い浮かべることが多いと思いますが、
昔はこれしかありませんでした。トタン屋根とはこんな屋根です。
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すこし言葉を整理すると、トタンは亜鉛メッキ合板で、最近の金属屋根は「ガルバリウム鋼板」です。
ガルバリウム鋼板とは、亜鉛メッキにアルミが入ったものでトタンよりは、耐久性に優れたものです。
この波トタンは雨が降ると音がすることでよく知られてます。ぽたぽたと音がするわけです。
一枚の金属板ですからそれは音はしますね。
しかし今回F様邸でも葺いた屋根材はニチハというメーカーの「横暖ルーフαs プレミアム」という屋根材です。
https://www.nichiha.co.jp/products/loof/centerloof/point02/
こんな断面をしております。
屋根の金属板で断熱をサンドイッチしております。そのため雨が降っても音はしませんし、また断熱材であるので断熱効果があります。
断熱効果なので屋外からの熱を遮断して室内の温度上昇を防ぐことができます。
しかし、現実は2Fの部屋は暑くなりますね。理由は簡単、屋根からくる熱だけ温度を上げる要因ではないからです。
窓ガラスから入ってくる直接日光の熱が部屋の温度を上げる要因です。西日がさす部屋は暑いですよね。
皆さんも体感していると思います。
まとめると 金属屋根は音も静かになりましたし、断熱効果もありますし、かつ金属の耐久性もよくなったので20年以上は
リフォームをする必要はないのです。メンテナンスの回数も少なくて済みます。
(2)屋根裏換気も家を長持ちさせる
皆さんは、換気棟といって 「屋根裏を換気させる部材」をご存知でしょうか?
このような部材をいいます。
仕組みは、屋根裏にたまった空気を外部とつなぐことによって屋根裏の空気を循環させます。
取付けた屋根の写真はこのようになります。
結構でっぱりがありますが、これをつけるだけで屋根裏の換気ができるわけです。
中身はこのように穴も空いております。
そして屋根裏の換気ができるので湿気もたまらない、そして結露も起きにくいので木造住宅の木も腐らないのがとても効果的です。
屋根の役割、昨日は雨から守ることだけでなく、断熱したり、換気もする役割があります。このような付加価値をつけることが
できるのもリフォームだからできるのです。
屋根リフォームで気になることはいつでもお問合せください。
次回は雨樋に関してお伝えしたいと思います。
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