リフォームお役立ち情報外壁を長持ちさせる良い方法 その3 伊勢原市K様邸-3(4月21日)
REFORM USEFUL INFO.


UPDATE : 2022.04.22

(1)外壁クリア塗装をできる判断基準は?
前回は外壁クリア塗装についてお伝えしました。
クリア塗装はお得なリフォーム方法であるということ、そして新築時のサイディングから性能が高いものを選ぶことがより
お得ということです。
このクリア塗装はある程度年数が経ってからではできないのです。
つまり、「経過年数がたった外壁サイディング」ではクリア塗装をすることができないのです。
ではどんな事が基準となるのでしょうか?
それは、ズバリ
①チョーキングが始まっている外壁はできません。
②築年数が10年越えているのもできません。
そうなんです。なんでもはできないのです。
理由は、チョーキングとは、こんな外壁です。

仮に、10年ぐらいのサイディングをクリア塗装で塗ってしまう
とどんな事がおこるのでしょうか?
それは、クリアの塗装を塗った数年後に、色むらのようなことが発生します。
その色むらが発生すると サイディングが曇ったような感じとなります。
折角のリフォームが無駄になってしまいますので注意が必要です。
(2)屋根塗装の縁切り理由
屋根の塗装は高圧洗浄後に下塗りからおこなっていきます。
下塗りをする前にやることが縁切りですね。縁切りとは、コロニアル屋根などの場合、材料を重ねて張ってある屋根材が
塗装をすることでくっついてしまうために起こる現象です。
このようにコロニアルですと屋根同士がくっついております。

この接着しているところをまず切っていきます。
切っていく作業はこちらです

そしてその切ったところで水がでてきます。

このように縁切りがされていないと屋根材の間から水がでてきます。
つまり水が溜まっています。
縁切りがされてないと水がたまり雨漏りがしてしまうのです。
縁切りはとっても大切です。
この「タスペーサー」という部材をいれる事で雨漏りを防ぐことができます。
この部材の細かい説明は、
をみてください。
最後に現場作業をご紹介させていただきます。
タスペーサーを並べます

実際タスペーサーを取付けていきます



セット完了しました
これで縁切りの部材が完成です!塗装をすることの準備ができました。
次回は、屋根塗装下塗りをお伝えしていきます!
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