UPDATE : 2022.07.20
ベランダ・バルコニーで雨漏りが頻繁に起こるのはなぜ? バルコニーついて考える
(1)バルコニーとはどこの部分か?
(2)バルコニーにはどんな種類があるのか?
(3)それぞれのバルコニーのメリット、デメリットは何か?
(4)それぞれのバルコニーで雨漏りに気をつけること注意点
(5)まとめ
(1)バルコニーとはどこの部分?
家のバルコニーというとこの部分ですが、そもそも役割的には
①部屋から洗濯物を干すため
②屋上では、憩いの場的なもの ルーフバルコニーともいいます。
かなり便利な役割ですね。
最近のお家ではバルコニー自身が屋根の役割となり付属的な部分から家の「雨を防ぐ」
メイン的な場所になっていることが考えられます。このバルコニー実は便利ではありますが、問題も沢山あります。
(2)バルコニーにはどんな種類があるのか?
このバルコニーですが、実は色んなタイプがあります。
①造作バルコニー部屋の上にある
このバルコニーは家を建てるときに一緒に造ります。そのため、造作バルコニーといいます。
②造作バルコニー部屋とは独立タイプ
このバルコニーも家を建てるときに大工さんが一緒に造りますが、バルコニー自身は部屋の上になく独立しているベランダです
③後付け独立バルコニー躯体と独立
このバルコニーは家とは独立しており、そして後付けになっております。そのために家が建った後、足場を解体した後に取り付けます。
④後付け独立バルコニー躯体と一体
(出典:LIXIL)
このバルコニーは家とは独立しており、後付けではあるのですが、家の躯体(梁部分)から手を出しており
足場解体後に接続するタイプです。
躯体部分の梁部分とこの部材を取り付けいきます
(出典:YKK)
⑤ルーフトップバルコニー
これは屋根とも一体型です。デザイン性にも優れており、人気のあるタイプです。
(3)それぞれのバルコニーのメリット、デメリットは何か?
この4つのベランダをメリットとデメリットで比べてみました
(4)雨漏りで気をつけること
ベランダで一番気をつけるべきことそしてよく起こる事故、不良としては、「雨漏り」です。
なぜなら、ベランダで雨漏りが起こるのは2つあります。
①床の防水が切れてしまっているとき
このような床のときは要注意です!
この床はFRP防水という一番今ポピュラーなものを使ってます。
床にひびが入っていますね。そして、パラペット部分もひびがはいっております。
反対に、問題ない床はこのような状態です!
こちらは築年数20年以上もたっておりますが、特に問題なく切れておりません。
もう一つは、笠木の部分が問題です。ここは雨漏り部分ナンバーワンというぐらいよく雨が入る場所です。
例をお伝えすると、
この笠木、外壁内を見るともう笠木を受けている木材、防水紙、柱も腐っていました。
笠木部分の防水処理が悪かったためです。
この笠木部分は本来このように処理しないといけません。
ベランダの天部、上をしっかりと防水処理をすることが必要なのです。
(5)まとめ
今回は住宅にある色々なバルコニーについてお伝えしました。
ベランダの種類によっていろいろとメリット、デメリットがあるのですが、新築時になかなか選べないと思います。
新築する方は、ベランダは屋根部分に作らない方がよいと思います。
理由はもしも防水に不具合が出たりすると雨が入ってしまうからです。
またそれぞれのお家に合わせて必ず点検をしてください。
築年数30年ぐらいのお家は個々の部分は要注意です。ご心配の方は是非ご相談ください。お待ちしております
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神奈川県伊勢原市の屋根リフォーム専門店【屋根リフォームのウィズ】
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