UPDATE : 2022.07.28
台風や大雨など被災したときの屋根について考えてみる
(1)台風で起こりそうな被災状況
(2)台風で起こる屋根の被災事例
(3)被災事例の応急処置と直し方
(4)台風時期前にやるべきこと
(5)こんな指摘があると注意!
(6)まとめ
(1)台風で起こりそうな被災状況
近年では台風の被害もかなり大きくなり雨量も多くなったり、そして早くに来ることが多くなりました。
台風が早く来るとそれだけ被害も多くなります。
今回は台風が来たときにどれだけ屋根に被害があるかをお伝えしたいと思います。
台風というとこんな被害状況ではないでしょうか?
これは屋根が台風の被害で飛んで行ってしまったことです。
このように飛んで行ってしまった屋根はやはり応急処置としては、次のようにブルーシートを張ることが一番です。
それがこのようなイメージ
台風は屋根をもっていってしまいます。
そして、ひどい場合には屋根材が飛んできたり、違うものが飛んで来たりと結果屋根に穴があいたりしてしまいます。
(2)実際おこる屋根の被災事例
次に屋根の被災事例をあげてみます
①屋根材が外れてしまう
これはまだ軽い方ですが、屋根材が外れてしまったところです
この状況は、屋根材が落ちてきてしまい人にぶつかったり風が吹いたら飛んでいってしまうのでとても危険です。
そのためにまずは、この屋根材を下してそして、破れた箇所をしっかりと応急処置として養生をするか、それともすぐに
差し替えるかえることをすることが必要となります。
②屋根板金が飛んでしまう
これもよくある事例です。
③屋根材が飛んでしまいその下の野地板まで飛んでしまう、これはかなり大きな事故です。
恐らくかなり野地板が傷んでいたのも考えられます。
もうすこし拡大するとかなりの被害です。
④カーポートの屋根が割れてしまう
⑤雨樋がこわれてしまう
この雨樋は早くなおさないとまた飛んでしまう可能性があるのでこちらも早くの処置が必要です。
(3)被災事例の応急処置と直し方
まず一番に考えることは、部屋内部に水が入らないとうことが一番です。また雨漏りの問題は、雨が家の内部に入り、その雨
で家の木材が腐っていくことです。そのために修理は早急に必要になります。
具体的に応急処置をご紹介します!
棟が飛んだ場合
屋根材、野地板が飛んだ場合は、このように養生と応急処理をします。
いずれにしても早急の野地板、屋根の復旧をしないといけません。
(4)台風時期前にやるべきこと
台風は強力な風が吹き、そして天災であります。風がその被災があった場所に局所的におこったことも考えられます。
しかし、被害があった家で壊れた部分は恐らく以前からその部分が壊れていたことも考えられます。
そのために必要なことは やはり屋根の点検をすることが必要となるわけです。
この点検をすることが一番安心を得ることができます。
なぜなら 屋根はご自身の目ではみることができないからです。そのためにも屋根の点検をすることをお勧めします。
屋根ドローン診断をすることをお勧めします!
(5)こんな指摘があるとご注意!
①屋根が割れている
割れている瓦は、その部分から割れが広がっていきます。
②屋根の瓦がづれている、このずれている瓦部分から
③屋根の棟部分の釘がぬけそう釘が抜けそうな場合は、ここが弱っているので風が吹くと飛んでしまいます。
この3つがあるとかなり台風で屋根の被害が出る可能性があります。もし診断をされて上記が指摘された場合には気をつけてください。
(6)まとめ
今回は、台風時に起こりうる屋根の被害とそして応急対処法についてお伝えしました。台風シーズンが来る前にはやはりしっかりと
抑えていきたいところです。台風は天災ですので仕方がないことです。
台風前にお家を点検してご自身の家を見直すきっかけにしていただくこともよいかもしれません!
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