UPDATE : 2021.10.28
本日の作業はシーリングの撤去です。
そもそもシーリングは、なぜシーリングというのでしょうか?
シーリングとコーキングということも聞いたことがあると思います。
何が違うのでしょうか?皆さんはご存知ですか?
そもそもシーリングとは英語でいうと、「sealing」 と書き、
「封印する」とか「密閉する」という意味です。
一方、コーキングは「cauiking」と書きまして意味は、「隙間を詰める」のような意味です。
工事する内容は同じなのですが、名称が元々コーキングがあってシーリングが後でできたと記憶しております。
コーキングは、職人さんによっては「コーク」と言う
また、水周りを工事する人は「コーキング」というかもしれません。
一方、外壁などの工事をする人ですと、シールと職人さんは言う人多いので、
シーリングはどちらかというとプロ用語といえるかもしれませんね。
①シーリングの撤去
シーリングの工事は当然ですが、新築時とリフォームでは全く違うものとなります。
新築時はないところへ新しくシーリングを充填する、
一方、リフォームではシーリングを一度撤去してからその後にシーリングを充填することになります。
作業手順を申し上げると、このシーリング部分をまず撤去します。
撤去前↓
撤去後↓
②シーリング充填
この撤去したシーリングを今度は充填をしていきます。
充填する前にまずは、マスキングテープを張っていくのです。
その状態がこちらとなります。マスキングテープ状態(充填前)↓
青い線がマスキングテープとなります。
このマスキングテープをしっかりと取り付けた後でシーリングを充填していきます。
シーリングは実は色んな種類があります。
塗装をするときには、塗装に近い色でシーリングを充填するのが得策です。
理由は塗装が10年以上してくるとかならずシーリングの上から剥がれてきてしまいます。
そのようになった場合は、極力目立たないようにするのが大切です。
そのため塗装に近い色充填しておくと色が目立たないのです。
充填している写真はこのようになります。↓
このように充填した後、へらでしっかりと押さえてシーリングが完了します。
完了した写真はこのようになります。↓
③シーリングの種類
近年技術の発展とサイディング自体も塗装の寿命が伸びてきたおかげでシーリングの寿命も伸びてきました。
シーリングも
・通常標準品→オートンサイディングシーラント
・高耐候品→オートンイクシード
のものがあるということになります。時間的にもかなりの差がでてきました。
サイディングパネルを使うことは工期短縮そして、左官のように混ぜたり現場や職人による
不安定な状況がないためにメリットが多いのですが、唯一の弱点はつなぎ目のシーリングでした。
このシーリングの寿命が延びることでかなり家の寿命にも関係してきます。
そのような意味でもこの高耐候のシーリングはとても魅力的であり、家の寿命を延ばすことになります。
今回はシーリングについての説明でした。
シーリング選びもしっかりすることでリフォーム内容も変わってきます。
次回は屋根の塗装となります。
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